こんにちは、シータです!
今回はドイツ人の旦那さま、マティくんについてお話していこうと思います。
↑鼻の高さが際立つショット(笑)
彼はドイツ生まれドイツ育ち、今はオーストリア・ウィーンに住んでいますが、生粋のドイツ人なんだなぁと実感したことをまとめてみました!
※あくまで私から見た彼を主観的且つ、勝手なイメージで書いているので、全てのドイツ人に当てはまるわけではありません。
ドイツ人は歯に衣着せぬ
ウィーンやスイスもドイツ語を共用語としていますが、オーストリア人は日本人のようにシャイだったり、その場の建前のようなことをします。
しかしこのドイツ人夫、思ったことはストレートにズバズバ、相手を褒めたりなど良いことはもちろん、悪いことも人が傷つこうがショック受けようがお構いなしに発言してきます(笑)
これは、
「嘘はもちろんのこと、良いことも悪いこともはっきり自分の意見を伝えないと相手に対して失礼だ」
という精神がドイツ人にはあるそうです。
なので、私が実験で作ったドレッシングに対して「まずいっ!」とすごい表情で言われたこともあります。
お陰様で、今では美味しいドレッシング作れるようになりました(笑)
特に討論は大好きなようで、彼がお友達と歴史や政治について話している時、傍からみたら討論が激しすぎて喧嘩をしているのか・・・?と心配になったのですが、本人たちはただ普通に意見を言い合っているだけなんだそうです。
ドイツ人はクソ真面目のド短気
仕事に対する姿勢や、公共のマナーやルールに対してなど、日本人と価値観が似ているような気がします。
ある日電車に乗るために、乗客が降りてくるのをホームで待っていた私たち。
その後から乗客の降車を待たずに他の人が無理やり乗り込んでいきました。
それを見て彼は「ルールがなってない!」と激怒。
文句言いに行きそうな勢いだったので、宥めるのに苦労しました(汗)
そして時間に対してとても厳しいドイツ人。
友達と待ち合わせの5~10分前には必ず彼が先に待ってます。
準備が遅い、時間にルーズな私は毎回お尻を叩かれながら急かされます(笑)
結局、オーストリア人のお友達も待ち合わせ時間に間に合わなかったんですけどね、それでも本人自身は時間をちゃんと守りたいのだそうです。
極めつけは、短気で怒ったら声が大きい!
私に対して怒ることはそんなにないんですが、家族や友達以外の見知らぬ人には基本厳しい人なので、オンラインゲーム中などよく本気でキレてます(笑)
最初こそ、大声で怒鳴ってる(嘆いてる?)ところを見た時は、
「ドイツ語だし、何言ってるかわかんないし、こわ~・・・」と思ったものの、
最近は慣れたのもありますが、あまりひどい時は「うるさい」と日本語で伝えると大人しくしてくれるようになりました(笑)
倹約家のプロフェッショナル
ドイツ人ってケチだとか倹約家だとよく聞きますが、まさにそれを実感する出来事が・・・。
ウィーンに来たばかりの頃(季節は1月初旬)、外は8~10℃くらいだったんですが、鹿児島県民・南国育ち・寒さが大の苦手な私。
寒い寒いと嘆いてたら彼がヒーターを入れてくれたんですけど、少し温まったらすぐ消すんです!!
コノヤロー!(泣)
「つけっぱなしはもったいないから、温まったら消して、また冷えたらつければいい」と。
それにしてもヒーターがついていた時間は5~10分くらいだったような・・・?(笑)
お陰様で今は(雪がチラつく1月半ば)ヒーターつけずとも部屋の中で、ヒートテック1枚でウロウロ出来るようになりました。
スーパーで買い物をする時も、安い中でもいい物をと、よく吟味して買っています。
ただケチなだけではなく、例えば
- 日本に私を迎えにくるための二人分の往復飛行機代
- ウィーンのドイツ語学学校費
- 防寒のために丈夫なジャケットをプレゼント
など、本当に必要なところには出し惜しみなくお金は使うけど、削ってもいいところは削るという考えの様です。
また倹約家としてみるなら、家の中の壊れたものや場所など、業者に頼まずに自分で修理したり、新しく作ったりもします。
もうプロフェッショナルな領域まで何でもやりこなしてしまうので、尊敬の念でいっぱいです。。
↑壁の補修作業中のマティくん
ドイツ人は綺麗好き&几帳面
私たちの家には、あまり生活感あふれるものがありません。
私が来てからは少し生活感出てきましたが(笑)
というのも、彼が人目に付くところに物を置きたがりません。
書類は全部ホルダーファイルに収納し、中に何が入ってるかひと目で分かるようタグを付け、これをまた綺麗に本棚に整理整頓しています。
そしてなかなか物を捨てられない私の隣で、ポイポイ物を捨てていくドイツ人。
食器はある程度溜まってから洗おうとする私と、食器が1つでも出たらすぐ洗うドイツ人・・・。
綺麗好き&几帳面ですが、私にそれを押し付けず、気になるところは自分で勝手にやってくれるのでとても助かっています(笑)
ドイツ人はやや亭主関白基質
男は男らしく、女は女らしく
男は力を持ち強くあり、女をリードし守る存在で、家族の大黒柱であるべきだ
時にそういった考えは、人によっては男尊女卑や男女差別じゃないかという指摘を受けそうですが、ドイツでもレディファーストは当たり前ですし、彼も小さい頃からそのように教育されて育ってきたそうです。
現代の日本は男女平等で男性も育児休暇がとれるようになり、女性が社会のトップに立ったり、徐々に働きやすい環境になってきました。
もちろんドイツも男女平等ですし、大統領は女性、共働きも普通です。
しかしそれに伴い、西洋の女性はとても気が強く自己主張も激しいんだそう。(※人によります)
女性が力を持つようになった社会で彼は、「黙って俺についてこい!」という言葉に三歩後ろをついてきてくれるような日本人女性がいいんだそうです。
日本人女性どんなイメージや!(笑)
私は九州出身なので、逆にそういった男性の方が男らしさを感じ、頼りの存在となりますが。
しかし「やや」亭主関白とお伝えしたのは、日本の亭主関白とは違い家事や料理など進んで手伝ってくれる、又は分担して一緒にやってくれるところです。
子育てに対する価値観も、
- 夜泣きする年頃の時は一日置きに交代で起きて子守しよう
- 仕事が休みの日は自分が子供を見とくから、君は好きなことをしてリフレッシュしてほしい
など、すべて協力体制でいてくれます。
私たちにはまだ子供はいないので、今後子供ができたときに本当にやってくれるのか楽しみです(笑)
さいごに…
以上、私から見たドイツ人夫・マティくんについて長々と主観的・勝手なイメージでお話させてもらいました。
本当はまだまだ伝えたいことがいっぱいあったんですが・・・
今後、彼との文化の違いや、日常で起こった珍・面白い話をイラスト付きでちょこちょこアップしていきます!
お楽しみに!!