ウィーンの日本人妻は見た~夫はドイツ人~

平成29年にひょんなことがきっかけでフィリピンのセブ島へ人生初の語学留学と海外旅行をすることになり、その後ドイツ人の夫と出会って、翌年1月1日からウィーンで結婚生活を送っているシータです。ここでは国際結婚(オーストリア)に必要な段取りや手順、ウィーンでの暮らし、不妊治療、トレーニングやボディメイク・スポーツフード、ホームネイルサロンについて紹介していきます!

在日オーストリア大使館でビザD取得方法その②

 

 

 

こんにちは、シータです!

 

今回は、ビザDを申請するために必要な書類についてまとめていきたいと思います。

 

オーストリア大使館から頂いたビザ申請に必要な書類(ドイツ語)↓↓↓

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引用:在日オーストリア大使館ホームページ(ビザD)

オーストリア大使館のサイトからも必要書類は確認できますので、ここでは私が準備したものだけ解説していきます!!

 

 

 

 

ビザD申請に必要なもの

  1. 申請用紙(記入漏れのないこと、直筆サイン入り)
  2. パスポート:申請されたビザの有効期間より3ヶ月以上の有効残存期間、未使用ページ数が最低2ページある、発給から10年以内のパスポート
  3. パスポートのコピー(身分事項ページ、ビザ貼り付けページ)
  4. ICAO規格による最近の写真(パスポートサイズ)
  5. 旅行保険証書(疾病、傷害、帰国費用)、最低補償額各3万ユーロのもの
  6. フライト予約確定書
  7. 充分な資金の証明、通帳と通帳のコピー(6ヶ月分の残高証明)
  8. 返信用封筒
  9. 招待者(彼)の*EVE(Elektronische Verpflichtungserklärung=所定の電子版招待者保証)
  10. ビザ申請予約日確定書
オーストリア大使館から追加でこちらも請求されました!
  1. 夫となる者のパスポートのコピー
  2. ビザD申請の理由書

 

 

まずは一つずつ解説していきます!!

ビザDの申請用紙

ビザDの申請用紙はこちらからダウンロードできます。

ビザD申請用紙PDF

私の場合、どう書いていいのかわからなかったので最初彼に代わりに書いてもらい、それを写し書きしました。

もし書き間違いがあっても、申請時にオーストリア大使館のスタッフから指摘があり、二重線で訂正も出来るので大丈夫です。

なるべく全て書き埋めるようにします。

 

パスポート原本・パスポートのコピー

パスポートの原本とパスポートのコピー両方提出します。

パスポートのコピーは、入出国スタンプ・過去のビザ添付ページなど、白紙以外全部コピーしました。

パスポートはビザDが出来るまで、オーストリア大使館に預かられます。

 

ICAO規格による最近の写真

パスポート用の写真で大丈夫です。

規定があるので、写真屋さんにお願いするのが無難です。

私の場合、今後在留資格とパスポート変更用で使用するため、多めに4枚準備しました。

1枚は申請用紙に確実に貼ってから提出しましょう。

 

 旅行保険証書

旅行保険証書は、疾病・傷害・帰国費用の最低補償額各3万ユーロのものと規定されていたため、彼にオーストリアで契約してもらった保険証書をPDFで送ってもらい、印刷しました。

私が加入したオーストリアの保険は、「Allianz」「WIENER STADTISCHE」の2つです。

なぜ2つ加入したかというと…

彼のミスで6ヶ月間(18日間)分の保険に入らないといけないところを、彼が計算間違いしてAllians5ヶ月分しか入れていなかったためです・・・。

追加で違う保険に残り1ヶ月分加入したため、2つの会社になりました(笑)

両社とも結構格安なのでおススメです!

 

フライト予約確定書

ビザD申請は出国予定日の3週間前までにしないといけなかったため、その日程に合わせて飛行機の予約をし、予約確定書を彼にPDFで送ってもらい印刷しました。

片道分のフライトしか取らない場合

片道分のフライトをとる理由書を提出しなければいけません。

理由書につきましては、後ほど説明します。

 

 充分な資金の証明、通帳と通帳のコピー

充分な資金の証明とは、どのくらいの金額を充分な資金と言うのでしょうか?

ネットで調べたところ明確な答えがなく正解な金額はわかりませんが、皆さん100万円くらい通帳に入れてスムーズに受理されていたようです。

私の場合、彼が生活の基盤を全て支えているため、その旨を理由書に記載、EVEで彼の収入額を証明されていたため、私は70万という中途半端な貯金額で無事通りました。

恥ずかしい(笑)

 

通帳の原本と通帳のコピーは、申請する1週間に入出金した通帳を過去6ヶ月分コピーし両方提出しました。

あまり期間が空いてしまうと、最近の入出金を知りたいと再度準備するように言われることもあるそうです。

過去6ヵ月にさかのぼり通帳記載が2冊に分かれている方は、2冊とも持参してください。

通帳の原本は当日返して貰えます。

 

 返信用封筒

返信用封筒は、ビザが出来たあとオーストリア大使館からパスポートを送って貰うために必要です。

都内にお住まいの方は直接受け取りに行けるので不要かもしれませんが、ビザの受け取りも予約が必要になるので、スムーズに受け取りたければ郵送の方が早いと思います。

ちなみにオーストリア大使館内でレターパック(赤)を510円で購入出来ました。

 

 招待者のEVE

招待者のEVEは、彼にオーストリアのBM.Iに行って取得してもらいます。

BM.I(Bundesministerium Inneres)ホームページはこちら

BM.Iで申請したその日のうちにEVEを受け取ることができますが、彼が準備しなければならない必要書類があるそうなので、事前に電話して確認してください。

EVEもPDFで送ってもらい、印刷したものを提出しました。

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ここで2つ注意が必要です!

  • ビザD申請書とEVEに記載される滞在期間は、どちらもきっちり180日間しっかりカウントし、同じ日付である必要があります。
  • 保険は多く掛ける分には問題ないのですが、少ない場合は問題です。

私たちの場合、最初平成30年10月25日に出国する予定でEVEを取得していましたが、翌月の11月15日再入国期間を変えてしまったので、再度新しいEVEの提出を求められました。

再提出を求められた場合も、郵送で大丈夫でした。

 

 ビザ申請予約日確定書

ビザ申請予約日確定書は、下記サイトから予約後、確定メールが来るので、それを印刷しました。

在日オーストリア大使館・申請予約フォームはこちら

私の場合、他の方の予約で結構埋まっていたので、急ぎの方は早めに2~3週間前には予約した方が確実だと思います。

 

 

 

追加書類について

こちらは事前に在日オーストリア大使館へメールで問い合わせたとき、追加で準備するよう指示された書類です。

 

夫となる者のパスポートコピー

彼のパスポートの身分証明ページをPDFで送ってもらい、印刷したものを提出しました。

 

 ビザD申請の理由書

ビザD申請の理由書には、

  • なぜビザDが必要なのか
  • BM.Iからなんと説明を受けたのか(ビザD取得を勧められた理由)
  • 片道航空券の理由

などを書きます。

 

私たちの理由書の内容は、

  • ウィーンで結婚するためにオーストリアに再入国したい
  • 結婚後はオーストリア在留資格を取得する予定なので、日本への帰国チケットは不要
  • これら全てBM.Iにも確認済みで許可をとっている

というような内容が盛り込まれています。

こちらは彼に頼んで、ドイツ語で作成してもらった書類をPDFで送ってもらい印刷しました。下記画像参照↓↓↓

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さいごに… 

次回はいよいよラスト、申請の流れから受け取りまでをアップしまーす!

あんぽんたんドイツ人夫の珍事件と共に・・・(笑)