ウィーンの日本人妻は見た~夫はドイツ人~

平成29年にひょんなことがきっかけでフィリピンのセブ島へ人生初の語学留学と海外旅行をすることになり、その後ドイツ人の夫と出会って、翌年1月1日からウィーンで結婚生活を送っているシータです。ここでは国際結婚(オーストリア)に必要な段取りや手順、ウィーンでの暮らし、不妊治療、トレーニングやボディメイク・スポーツフード、ホームネイルサロンについて紹介していきます!

MA35で在留資格の申請手続き方法

 

 

 

こんにちは、シータです。 

 

結婚後、オーストリアに滞在するために在留資格の申請が必要になります!

今回は思いのほかスムーズに一発で申請が済んでしまったため、失敗談と対応策を含めた情報がありませんが、

こういう方法もあるんだな~という感覚で読んでいただければ幸いです!

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日本大使館で提出できなかったセーラームーンのデザイン婚姻届(笑)

 

在留資格 – Österreichische Botschaft Tokiowww.bmeia.gv.at

 

 

 

 

MA35って1ヵ所だけじゃない!

私達は結婚前、住民票を取りに行くためHietzing役所へ行った時に、偶然Hietzing内でMA35を見つけたので、必要書類を確認するため訪ねてみました。

しかし夫はドイツ人で、オーストリアのパスポートを持っていないため、外国人同士の私達はスタッフに指定された違う区域のMA35へ行くように勧められました。

 

※国籍の違いで申請する区域が変わるようなので、まずはお問い合わせ、または近くのMA35に行って確認することをオススメします!

 

 

 

基本的な在留資格申請に必要なもの

在日オーストリア大使館の公式サイトでは、在留資格申請に必要な書類を以下と同じ内容で記しています。

  1. 申請用紙
  2. 写真1枚
  3. パスポート原本およびパスポートのコピー (白紙以外全ページ)
  4. 戸籍抄本、または戸籍謄本
  5. 住民票: オーストリアで直接申請する場合はオーストリアのMeldezettel
  6. 現地の住居証明
  7. 労働許可証 / 入学許可証・在籍証明書 / 受け入れ証明 (Invitation letter 等)
  8. 経済的証明書: オーストリアの銀行の残高証明・奨学金の証明・会社の給与証明等
  9. 健康保険加入証明書: オーストリアの健康保険(強制、任意)、あるいはそれに匹敵するオーストリアで有効な、支払い保証付きの無制限の健康保険(注意:海外旅行保険は不可
  10. 無犯罪証明書(有効期限3ヶ月)

 ↓オーストリア日本大使館で犯罪歴証明書取得方法

shitanblog.hatenablog.com

 ↓日本で犯罪歴証明書取得方法

shitanblog.hatenablog.com

 

私もこのオーストリア大使館の公式サイトを見ながら、日本で必要なものを全て準備してきました!

犯罪歴証明書と、オーストリアの通帳はないので念のため日本の通帳残高証明(英語表記)などなど、念には念を入れて十分に準備したんですが・・・

実際にMA35に行くと、準備したほとんどの書類は必要ありませんでした(泣)

 

私たちが必要と言われた書類を次にまとめていきますね!

 

 

 

実際の在留資格に必要な書類(シータたちの場合)

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上記はMA35から頂いた、在留資格申請に必要な書類の全てです。

ここにまず犯罪歴証明書や、戸籍謄本の有無が書かれていません。

 

MA35のスタッフに確認したところ、

紙に書かれているものだけで十分。

書かれていないものは一切必要ないし、保険もビザDの旅行保険がまだ使えるならそれで構わない。

 という返答でした・・・!!

 

以前の結婚準備でHietzing役場のスタッフに違うことを毎回言われすぎた私は、オーストリア人スタッフの言うことは半信半疑でした(笑)

 

申請当日持参したのは、

  1. 申請用紙(MA35でもらえる)
  2. パスポート写真1枚(6ヶ月以内の日付が記載されたもの・背景が白または灰色)
  3. 婚姻証明書
  4. 私と夫のパスポートと、パスポートの全面コピー
  5. 私と夫の住民票とコピー
  6. 住んでる家の証明書コピー
  7. ビザDで使用した旅行保険の証明書コピー
  8. 夫の所得証明コピー
  9. 念のため犯罪歴証明書(笑)

のみです!(笑)

めちゃくちゃ少ない!!

そしてさらに申請時は、上記赤色で記したものだけ求められ提出しました。

 

提出書類が少ない理由を質問すると、

  • 私たちの住所はMA35で調べることが出来るので住民票の提出は不要
  • 夫の所得証明と会社の情報+パスポート内のビザDがあるため旅行保険証書は提出不要
  • もちろん犯罪歴証明書は必要書類一覧にも載っていないため不要

という回答で日本人の私からしたら、

そんな適当な感じでいいんですか・・・?という感覚でした(笑)

 

もう2つ重要な点を確認
  • ドイツ語試験はこの在留資格申請・今後の更新に必要ないが、オーストリア生活にドイツ語は必須なので受けておいた方がいい(任意)
  • 在留資格の更新は5年後、その時に新しい姓で更新すればいいので、新しい戸籍ができた時にすぐ変更する必要は無い

驚いて空いた口が塞がりません・・・(笑)

在留資格申請または更新時に必ず最低でもA1試験は取っておかなければいけない』

という認識がガラガラ~っと崩れ去りました ^^;

 

 

 

地域・役場・国籍が違うと在留資格取得に必要な条件が変わる!?

ウィーン以外の州に住んでらっしゃる日本人妻の方々からの情報では、

在留資格申請に犯罪歴証明書提出を求められ、ドイツ語試験も必須とMA35から言われたそうなので、求められる必要書類は地域や役所によって違うのかもしれません。

朗報①

もし犯罪歴証明書提出を求められ、在留資格申請よりも前に犯罪歴証明書の期限が切れてしまう場合は、MA35で期限の延長手続きも約€100で出来るそうです!

朗報②

夫がオーストリア人でも、3か月以上EU圏内に滞在したことがあれば、私たちのように

  • 申請後5年は切替えの必要なし
  • ドイツ語試験提出なし(要確認)
  • 申請時の書類も少なくて良い(要確認)

と申請が楽になるそうです!

※こちらもMA35に要確認お願いします

私たちのようにオーストリア国籍じゃない外国人同士だったら、オーストリア対象の在留資格ではなくEU圏内対象の在留資格扱いとなり、簡単に申請ができるのかもしれません。

 

 

 

最後に・・・

申請書類を提出したあと、スタッフから細々と事情聴取をされたのでここにまとめておきます(笑)

  • 出会った時期・場所
  • 付き合った期間
  • 今まで一緒に旅行に行った国・期間
  • どのくらいの期間同棲をしたか

などなど、おそらくVISA取得目的による偽装結婚防止のための質問だと思うのですが、警察かと思うくらい質問されたので、ちょっと驚きました(笑)

 

 

在留資格は申請してから約1ヶ月で受け取れるそうなので、再追加書類提出がないことを祈りながら、在留資格カードが届くのを待ちます‹‹(´ω` )/››‹‹(  ´)/›› ‹‹( ´ω`)/››~♪