ウィーンの日本人妻は見た~夫はドイツ人~

平成29年にひょんなことがきっかけでフィリピンのセブ島へ人生初の語学留学と海外旅行をすることになり、その後ドイツ人の夫と出会って、翌年1月1日からウィーンで結婚生活を送っているシータです。ここでは国際結婚(オーストリア)に必要な段取りや手順、ウィーンでの暮らし、不妊治療、トレーニングやボディメイク・スポーツフード、ホームネイルサロンについて紹介していきます!

オーストリアで不妊治療(2)~Kinderwunschレポ~

 

 

 

こんにちは、しーたです!

 

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前回記事で、体外受精についての初カウンセリングについて投稿しました。

shitanblog.hatenablog.com

 あれから体外受精に向けて事前検査のため2回通院したので、今回はそのことについてまとめたいと思います。

ほとんど備忘録なので、参考になるかわかりませんが…(^^;

 

 

 

 

無料カウンセリング後、1回目の通院と検査

2021年4月21日に生理が始まったので(生理中でないと採血検査ができないとのことで)電話で予約をとり23日に受診することに。

夫婦ともに採血&検尿をし、夫は自宅で採取した精液カップを提出していました。

この日は検査だけだったので、特にDr. と話をすることもなく、次の検査予約を取って帰宅。

生理が終わってから子宮と卵巣のチェックをするとのことで、帰り際に次回の予約を入れてもらいました。

この日のトータルは約€300です。…ひぃ~高い!( ;∀;)

 

 

2回目の通院と検査

4月29日に予約をとっていて、生理も予定通りに終了したので本日行ってきました!

まずはDr. から前回とった採血データと精子データを見ながら説明を受けました。

私の採血データはこちら↓↓↓


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AMH値(アンチミューラリアンホルモン)がやや高く、ビタミンDが低い結果でしたが、他は全てOKをいただけました☺

元々HIITトレーニングを週3~4回しているので、ビタミン類サプリはこまめに摂取し、スポーツフードインストラクターで学んだことを活かし栄養バランスを考えながら食事も作っていたので、

先生からも『そのままの生活習慣を続けてね』と言っていただけましたが、ビタミンDサプリは別途で摂取するようアドバイスを受けました。

というのも、日本人の体質的にオーストリアでは十分なビタミンDを日光から生合成することが難しく、食べ物やサプリでしっかり補わないと不足しがちになってしまうビタミンなんだそうです。

オーストリアの冬は特に天気も悪いし、寒くて外出も少なくなるので、オーストリア国民でさえもビタミンDはサプリで補っているようです。

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↑↑↑私が日頃摂っているサプリメント

 

そして問題のAMH。

膣エコーを行い、両卵巣をモニターで見せていただきました。

左に卵胞10個、右に12個。

その中でも一番大きい卵胞は両卵巣とも8㎜、子宮内膜は5㎜でした。

D9でこのサイズはいい感じなのでは?と個人的に思ったんですが(笑)

 

卵胞が多いと、卵胞が育つ過程で卵胞同士がお互いの成長を阻害してしまう恐れがあるんだそうです。

今ままでの妊活では、排卵検査薬を使ってタイミングをとっていましたが、卵胞が多いと排卵も通常より遅れることが多く、もしかしたらタイミングをとる日を間違っていた可能性もあったことを指摘されました。

個人的にPCOS多嚢胞性卵巣症候群)なのかな?とも思いましたが、Dr. から特にそのようなことは言われず、次週5月6日に再度卵胞の大きさと経過をみることに。

 

ちなみに、今回の子宮卵巣チェック+Dr.の説明+薬の処方トータル€320…

検査や診察・面談だけで万単位(自費)なの、想像はしていたけど結構引きますね(^^;

ここも保険適応になってくれたらいいのに…(泣)

 

 

体外受精に必要な持参書

体外受精を受けるための補助のことを『IVF-Fonds』 というそうです。

こちらの申請に必要な書類が、

  • パスポート(夫婦)
  • 住民票:Meldebestätgung/Meldezettel(夫)
  • 婚姻証明証

 のコピーでした。

クリニックによっては、もしかしたら在留資格(Aufenthaltskarte) も必要になるかもしれません。

 ※コロナロックダウン中で、役場へ住民票を受け取りに行くことができないので問い合わせたところ、住民票のPDFをメールで送ってくださり、役場まで行く手間が省けて楽でした☺

 

 

今後の治療方針について

事前検査を終え、次は国へ体外受精を受けるための申請をするため、約1~2ヵ月ほど待たなくてはいけないそうです。(夫曰く)

検査を終えた次の生理からすぐ体外受精に進めると思っていたので、少しがっかり(^^;

でも保険なしではとても体外受精なんて受けられませんから、黙っておとなしく待つことにします(笑)

体外受精の補助については前回ブログに記載しているので、気になる方はお読みくださいね☺

shitanblog.hatenablog.com

 

体外受精までのプロトコールはこちら↓↓↓

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①次回5月6日に卵胞チェック。

この時にPRIMASISTAN TablettenとInositolを処方され、服用していきます。

(ここら辺のDr.からの説明は医療用語が多くわからないところがあり、夫から再度説明してもらったものなので、間違っていたらまた訂正入れます 笑)

 

体外受精を受けるまでの間

私はビタミンD製剤を処方されたので、それを本日(4月29日)から服用。

夫は精子の動きを良くするお薬を処方されたので、こちらも本日から服用。

5月6日に卵胞チェックをし排卵日を予測、それに合わせて5月はタイミング療法の予定。

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※左:私用、右:夫用

体外受精の申請が通って生理が始まったら(6月か7月頃)

PUREGON開始。(おそらく排卵誘発剤ですね)

 

現段階では、体外受精の申請がまだ通っていないので詳しい今後の予定はわかりませんので、状況の進展があり次第またブログにアップしていきます!

 

 

体外受精+他自費について

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画像見にくいと思うので、クリックしてアップで見てもらえるとありがたいです!

左の画像の黄色いマーカーを引かれている部分が、今回私たちが負担するであろう体外受精の金額(€1.053,10)になります。

右画像の黄色いマーカ部分の、

Matcher Registrierungは、自分たち夫婦のデータを登録してカードを作り、精子凍結や卵子凍結、胚凍結など行い管理するものだそうです。(€100)

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データ上で情報を管理することによって、精子卵子を間違って受精させてしまうという危険性が減る、と夫は言っていました(笑)

 

  •  Narkose:採卵時の全身麻酔(€250)
  • Sedoanalgesie:採卵時の局所麻酔(€150)

採卵時の麻酔は自分で選べるそうです!

金額はもちろん変わりますが、私は絶対全身麻酔を選ぼうと心に決めました。

手術室勤務経験は何度もありますが、実際自分が麻酔を受ける側の立場になると怖いものです(笑)

 

 

さいごに

 あまりまとまりのない感じの記事になってしまいましたが、とりあえず現段階での報告でした!

すでに来週の診察日が待ち遠しく、体外受精を受けられる日がさらに遠く感じてなかなか落ち着きません(^^;

 ですが、前に比べて少しずつ進歩していると考えて、健康面に今後も気を付けて気長に待ちたいと思います♪

 

次回記事

shitanblog.hatenablog.com