こんにちは、シータです!
移植から11日経ち(BT11)、7月19日が判定日でした!
この記事では、妊娠判定の結果、移植後の症状の有無、移植後の過ごし方などまとめていきたいと思います☺
【前回記事】
体外受精でよく見かけるET・BTとは?
体外受精の治療を開始した方は、ネットでよくET・BTという言葉をよく目にすると思います。
まだよくわからない、という方のために簡単に説明しますね!
ETとは…
英語で(ドイツ語も)Embryo Transfer:胚移植のことを意味します。
受精卵になって2~3日後の4~8分割胚(初期胚・分割期胚)を戻す胚移植のことをさしますが、Wunschbaby Institut Feichtingerでは、初期胚移植・胚盤胞移植ともに【ET】と表現していました。
BTとは…
こちらも英語でBlastocyst Transferといい、受精卵になって5~6日経った着床時期の胚(胚盤胞)を戻す胚移植のことをいいます。
ET+数字は、受精卵になって2~3日後の初期胚を移植して何日目かを表し、BT+数字は、受精卵になって5~6日後まで育てた胚盤胞を移植して何日目かを表しています。
ET・BTともに、子宮内に移植した日を0日とし、翌日がET1またはBT1とカウントしていきます。
妊娠判定の結果
残念ながら、1回目の自然周期凍結胚盤胞移植は陰性の結果となりました。
早すぎるのですが、BT4から判定日までずっとフライングをしていたため、早めに陰性の結果を知ることで受け止める時間が得られたので、判定日は泣かずに次の移植に向けて気持ちを切り替えることが出来ました。
フライングについて
フライングは、生理開始予定日を含め5日前から検査できるクリアブルーを使用しました。
陽性の場合、縦線が入ってプラス表示になるタイプです。
BT4は真っ白陰性、BT6・7でうっすら縦にブルーの幻線が現れました。
写真では、写ってるか写ってない微妙な幻線ですが、肉眼では夫も確認できるレベルでした。
BT6は尿に浸してから3~5分くらいで現れたので、ひとまず着床はしてくれたのかな?、と少し安心し嬉しく思いました。
今までの約2年間の妊活で何度もフライングをしたことがありますが、陽性はもちろん、幻線すら一度も見たことがなかったので、これも一歩進展したとポジティブに受け止めました!
しかしBT7のフライングはBT6よりも格段に薄く、肉眼でも角度を変えればボヤーッと見えるか見えないかレベル。
ラインが現れるまでもかなり時間が経ったので、もしかしたら蒸発線かもしれません。
その後、判定日までの数日は真っ白しか見ていません。
判定日の採血で、化学流産だと言われました。
フライングをして良かった点
- おそらく着床したという結果を知れた
- 最終結果は陰性だったけど、心の準備ができ、気持ちの切り替えができた
フライングして悪かった点
- フライングの結果に気持ちが左右され、移植後情緒不安定になった
- 頭から治療が離れず、検索魔になり、明るく穏やかな気持ちで過ごせなかった(ネガティブだった)
フライングをしてみて、良い点も勿論ありましたが、引き寄せの法則を信じる私の中で、心穏やかに過ごすことができなかったのは難点だったな~と反省し、次周期はフライングしない方向で挑もうと思っています!
移植後の症状
移植後の症状は色々ありましたが、今までの妊活で一度も感じたことのない症状として
- 右下腹部痛、右下腹部のつっぱり感(右卵巣周囲~右鼠径辺り)
- 吐き気、胃もたれ感
右下腹部の痛みやつっぱり感は、BT0~BT8くらいまで、吐き気はBT3~BT11まで続きました。
吐き気は黄体ホルモン補充をしていたので、ホルモン剤の副作用だと思います。
陰性判定後、服用を中止してから吐き気は出なくなりました。
他にも、便秘気味、食欲増加、フラッシュ感(体温が上がってほてる感じ)、急な寒気など色々ありましたが、全部PMSやホルモン剤の影響で片付く症状なのであまり気にとめませんでした(^^;
右下腹部痛や吐き気は、次周期に現れても気にしないよう、ここに記録として残しておこうと思います(笑)
移植後の過ごし方
移植後3日間は、Dr.より色々と制限があったので自宅で大人しく過ごし、BT4からはローインパクトトレーニングを再開。
BT5は朝から市民プールへ行き、肌をこんがり焼きながら冷たいプールでたくさん泳ぎました。
結果は陰性でしたが、
私は、移植後どんなに安静に過ごしても「できる時はできるし、できない時はできない」という考え方です。
むしろ運動している間は不妊治療のことも移植のことも忘れることができたので、やってよかったと思いますし、今後も継続していきます☺︎︎
気持ちに振り回されず、確率を見て淡々と
1回の移植で妊娠できるのは結構レアだと聞きます。
それでも辛い採卵を経て、できることなら1回の移植で妊娠したい!と誰もが思うのは当たり前のことだと思います。
今回、陰性がわかってから気持ちの切り替えをするために、Google先生で色んな方のアドバイスや慰めを見て元気づけられました!
その中でも、着床の確率をお話している方がいらっしゃいました。
私は現在34歳。
上の表を見ると良好な受精卵を1個移植した場合の着床率は30~35%。
良好な受精卵であれば、3回に1回は着床する可能性があります。
もちろん運や奇跡もありますし、着床しても妊娠が継続するかどうかはまた別の確率になってくると思いますが、まずは着床が第一歩ですよね。
子供がいない人生はまだ考えたくもないし想像も出来ないので、この確率を信じて淡々と治療を続けていくしかない!と思いました。
授かるまで、絶対諦めない!(笑)
次周期は、移植したことすら忘れられるくらい何かに没頭して、判定日まで楽しく過ごすことを心がけたいと思います♪♪
オーストリアでの体外受精可能回数(IVF-Fonds)について仮説
体外受精70%の補助( IVF‐Fonds)で4回までトライできることは知っていました。
しかし採卵を4回トライできるのか、1回の採卵+移植4回までで終了なのか、夫婦ともに理解が曖昧でした。
クリニックからもらっていたIVF‐Fondsの本を再度読んで、ある可能性に気づきました!
夫の通訳では(夫の解釈・予測では)、
- 4回までの採卵
- 1回の採卵でできた受精卵各4回分ずつの移植
これらがIVF‐Fonds内で可能なのではないか?!という話でした。
私たち夫婦はオーストリアのIVF‐Fondsの知識が全くなく、まだ確証もないので、次回クリニックに行った際に事務の方に再確認してみようと思っています!
もしこの解釈が正しければ、4回の採卵と各4回までの移植(最高16回)をするチャンスがあるということですよね!?
しかし問題もあります。
仮説ですが例えば、1回の採卵で1個しか受精卵ができなかった場合は、最高移植可能回数は減りますし、たくさん良い受精卵ができたとしても4回分の移植以外の受精卵はおそらく破棄される(使用されない)ということになります。
でも日本に比べるとIVF-Fondsのおかげで経済的負担が少なく、トライできるチャンスが増えるのでとても感謝しています。
また今度事務に確認したあと、ブログで訂正&追加をいれますね☺☺
さいごに…
第1回目の移植は化学流産という悲しい結果に終わりましたが、少しでも着床しようと頑張ってくれた私たちの卵に感謝の気持ちと、また次絶対に来てね!という気持ちです。
夫と色んなところにお出かけをして気分転換できたり、夫婦でたくさん話し合い辛いことも一緒に乗り越えることで前向きになれ、色々なことを人生で学ばせてもらっているな~と感じました(^^)
次周期は、担当医が夏季休暇中で不在のため、治療を1ヵ月お休みにするか、代理のDr.で治療継続するか選ばなければならず、
お休みしている時間がもったいないと思い、代理のDr.にお願いすることにしました。
次周期もがんばるぞ~!!(`・ω・´)
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