こんにちは、シータです!
流産後1周期お休みをして、心身ともにだいぶリフレッシュでき、今回レトロゾール周期移植をむかえることができました☺
今回で3回目の移植周期となりました。
この記事では、流産の原因を調べるための検査結果や、レトロゾール周期移植についてまとめていきたいと思います!
【前回記事】
流産の原因
流産後の診察で、流産の原因を調べるために夫婦ともに採血検査を行いました。
- Factor V Leiden c. 1601G>A:Factor V c.1691 GG Wildtyp = Normalform
- Prothrombin c.20210G>A:Prothrombin c.20210 GG Wildtyp = Normalform
- MTHFR c.677C>T:MTHFR c.677 CT heterozygot
- MTHFR c.A1298A>C:MTHFR c.A1298 AA Wildtyp = Normalform
という結果でした。
第V因子ライデン:先天性第V因子欠乏症・異常症は、血液凝固第V因子(FV)の量的欠乏・昨日異常による先天性凝固障害症。
こちらは問題なしでした。
プロトロンビン20210遺伝子変異:プロトロンビン(第II因子)は、凝固カスケードの最終産物としての酵素であるトロンビンのビタミンK依存性の前駆体である。一方プロトロンビン遺伝子の遺伝子座20210における一塩基の変異は、血症プロトロンビン濃度の上昇を招き、静脈血栓塞栓のリスクを高める。
こちらも問題なし。
MTHFR遺伝子多型C677T:MTHFR遺伝子の突然変異(多型、欠陥、または変異としても知られています)は、両親から受け継がれる可能性があります。
ヘテロ接合MTFHRは、MTHFR遺伝子に変異対立遺伝子のコピーが1つあることを意味します。
メチレンテトラヒドロ葉酸還元酵素(MTHFR)はホモシステイン代謝に関与しており、たホモ接合型MTHFR-677TT形質キャリアの一部のみがホモシステインレベルが上昇しています。これは通常、血清葉酸レベルの低下に関連しています。ヘテロ接合のC677Tステータスは、ホモシステインレベルに影響を与えません。
ホモシステインレベルを正常化するには、ほとんどの場合、葉酸、ビタミンB6およびB12の毎日の制御されたサプリメントで十分です。
私の場合、ヘテロ接合というタイプっぽいです。
Dr.から多量の葉酸(今まで摂っていた倍量くらい)を処方されたので、おそらくここに少しは原因があったのかな~?と思います。
MTHFR遺伝子多型A1298:MTHFR遺伝子の突然変異(多型、欠陥、または変異としても知られています)は、両親から受け継がれる可能性があります。
こちらは問題なし。
別日に届いた検査結果で、
CHROMOSOMENANALYSE AUS LYMPHOZYTEN(G-BANDING):
Karyotyp:46, XX
Diagnose:Normaler weiblicher Chromosomensatz.
Kein Hinweis auf numerische oder strukturelle Chromosomenaberrationen.
リンパ球からの染色体分析(Gバンディング):
正常な女性の染色体、数値的または構造的な染色体異常は認められない。
という結果が出ました。
夫も同じ46XYで検査をしたのですが、異常なし。
専門用語が多く、理解が難しかったので全て合ってるかはわかりませんが(^^;
一番の原因は、受精卵の染色体異常で2回ともアンラッキーだった可能性が高いとのことでした。
・検査代トータル:590€
レトロゾール周期移植について
流産後の診察で、Dr.から「前回妊娠できたから、卵胞が育てばそのまま自然周期移植をしましょう」と提案されていたのですが、卵胞の育ちがかなり遅かったため自然周期移植はせず1周期お休みにして、Primasistanを服用し生理を起こす流れとなりました。
ビタミンDやGesdine(葉酸+イノシトール)、マルチビタミンは今まで通り継続。
プラス、別に追加でFolsan(葉酸)とレトロゾールを処方されました。
女性ホルモンを作らせないようにするアロマターゼ阻害薬です。
女性ホルモンに反応するタイプの乳がん患者さんに使われます。数日しか内服しない場合は、クロミフェンと同様に卵胞が育つような反応が見られます。
また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されている方にレトロゾールを使用することにより、クロミフェンを投与するよりも妊娠率が高かったという報告や、さらにレトロゾールとクロミフェンを併用することで、高い排卵誘発率が達成されたという報告が海外で出ています。
レトロゾール周期 vs 自然周期 vs ホルモン補充周期を比較
【妊娠率】
61.3% vs 36.4% vs 33.0%
【胎児心拍陽性率】
51.3% vs 26.4% vs 23.3%
レトロゾール周期が有意に妊娠率および胎児心拍率が高くなっています。
引用:菊池レディースクリニック
自然周期+レトロゾールを服用すると、通常の自然周期移植と比較して黄体機能が良くなることが報告されており、
子宮内膜を厚くし、卵胞を大きく育てて黄体ホルモンをしっかりと出すので、妊娠率が高くなり、流産率が低くなるという多くの報告もされているそうです。
レトロゾール効果が素晴らしい!
私は多嚢胞性卵巣なので、卵胞が大きくなるのに時間がかかり、自然排卵まで20日ほどかかります。
今回レトロゾールを服用したことで、生理開始日から12日目のエコーで卵胞サイズは20㎜を超えていました!
副作用も何もなく快適に過ごせ、かつ卵胞もすくすく育つので最初の移植からレトロゾールを試させてもらえばよかったと思いました(笑)
10月22日22時にPregnyl5000(HCG)を自己注射し、24日が排卵日。
黄体補充として、24日からArefam1-0-2錠(膣錠)、Duphaston1-1-1錠(内服)を開始。
前回の膣錠は1日1回夜2錠だったのですが今回から量が増え、代わりに移植前のPROGEDEXという注射がなくなりました☺
移植日は、10月28日12時30分に確定しました。
移植と今後の過ごし方について
移植は今回3回目で、胚盤胞を2個戻す予定で書類にも2個移植とサインし、移植前日に再度夫が電話で伝えていたのですが、当日何かの手違いで1個移植となっていました...(泣)
これって医療ミスじゃ?!とモヤモヤが残りましたが、夫は「今回で上手くいくから大丈夫だよ」と何故か前向き(^^;
他夫婦の受精卵取り違えとかではないので、まぁしょうがないか…と諦めましたが、妊娠の確率を上げたかったので結構残念でした(^^;
凍結している胚盤胞はあと1個残っていますが、今回妊娠しなかった場合、次回は採卵からしようかと夫と話をしています。(IVF-Fondsはあと1回残っています)
OHSSハイリスク患者なので、ぜひとも今回妊娠&継続してくれるよう神頼みしかありません(^^;
移植中の内容は特に変わりなかったので割愛します(笑)
前回・前々回の移植後は、移植前と変わらずトレーニングを続けていたのですが、前回の流産後から気落ちし、トレーニングを止めてしまいました。
妊娠・出産後からまた思う存分にトレーニングができるので、今回の移植後はまったり過ごそうと考えています。
現在、ホームネイルサロンプレオープンに伴い、10月から無料ネイルモニタリングに参加していただいているのですが、11月はお休みをとりつつ、身体に負担をかけないペースで予約をいれていこうと思っています☺
11月は空きがまだたくさんあるので、ハンド・フットの無料モニターに興味がある方はぜひご応募ください♪♪
さいごに…
妊娠判定日は11月8日に決まりました!
次回のブログでは、妊娠しなかった場合は次の採卵にむけてのプランを、妊娠した場合はエコー写真を確認してから/クリニック卒業してからの投稿予定です☺
私を含め、不妊治療を行っている方・妊活を行っている方々が早く赤ちゃんを授かれるよう、心から願っています(#^^#)
【次回記事】