こんにちは、シータです!
この度、前々からずっと切り替えよう、切り替えようと思ってもなかなか行動に移さなかった、オーストリア(EU)の自動車運転免許証にやっと切り替えてきました~!!
この記事では、日本の運転免許証をオーストリアの運転免許証へ切り替える手順や、必要書類などをまとめていきたいと思います(`・ω・´)
オーストリアの運転免許証へ切り替えの流れ
大まかに、上記の流れで申請・取得してきます。
これらの詳細を以下でまとめていきますね♪♪
日本大使館で運転免許証抜粋証明書を申請・取得しよう !
- 証明書発給申請書
- パスポート
- 有効期限内の日本の運転免許証
こちらを日本大使館に持参し、申請します。
証明書発給申請書は、日本大使館の窓口でも直接もらえて記入ができますし、【ダウンロード】こちらからPDFをダウンロードし、自宅で記入・持参しても大丈夫です。
☆記入例は以下を参照してください↓↓↓
2021年7月現在、日本大使館への訪問は予約制となっています。
※事前に日本大使館へメールか電話での予約を忘れずに!【予約はこちら】
申請手続きを終えると、日本の運転免許証は一時日本大使館で保管されます。
早くても翌日(週末・祝日を挟む場合はその翌日)には運転免許証抜粋証明書と日本の運転免許証を受け取りに行くことができます。※予約必須
受け取りの際に現金17ユーロの支払い(2021年7月現在)があるので、忘れず持参してください。
※上記:運転免許証抜粋証明書(個人情報は削除してます)
警察指定医師のもとで診察を受け、診断書を受け取ろう!
まずは自分の住んでいる地域の警察指定医師を探します。
【ウィーン警察交通局のサイト】に指定医の連絡先が載っているので、私は自宅から一番近い医師を予約しました。
- パスポート
- E-Card
- 現金:35ユーロ
私が伺ったの警察指定医師は、14区のWODA, Dr.GertraudというÄrztinです。
上記必要書類を受付で提出し、下記問診に記入します。
- 看護師による身長・体重・血圧測定
- 医師による視力検査・視野検査・聴力検査など
他にも、両腕を伸ばした状態で目を閉じ、人差し指で鼻を交互に触る検査もありました。
視野検査は、医師の顔をまっすぐに見つめた状態で、左右端から現れる医師の指が視界に入ったときに「Ja」と言います。
聴力検査は機械を使用して行うものではなく、おそらく普通に医師との会話が聴力検査だったと思います(憶測ですが 笑)
※問診表と診断書は両面印刷されたものでした。(個人情報は削除してます)
Dr.Wodaはとてもフレンドリーな医師で、日本の文化や日本人にとても興味を示してくださり、たくさん質問してくださりました。
ドイツ語でしたがとても聞き取りやすい話し方で、会話も医療用語ではなく日常会話が多かったので話しやすかったです。
ウィーン警察交通局でオーストリアの運転免許証へ切り替え申請しよう!
日本大使館で運転免許証抜粋証明書と警察指定医師の診断書を受け取ったら、いよいよウィーン警察交通局でオーストリアの運転免許証の申請です。
※2021年8月現在ウィーン警察交通局は、運転免許証切替申請に予約は必要ありません。(ウィーン交通局に電話で確認済み)
念の為、窓口でもらった電話番号を載せておきます。
ウェブサイトに記載されてる電話番号は全然繋がらないので、問い合わせの際は上記番号にかけた方が繋がりやすいです。
朝8時に交通局が開くので、朝一で行き窓口で整理番号を受け取ります。
※午前中しか開いていないため、早めに行かないと整理番号を受け取れない可能性があります。
受付で「予約はしていますか?」と何故か必ず聞かれるので、『電話で確認したら必要ないと言われた』と言えばすぐに整理券をくれます(笑)
私の場合、7時50分に交通局の前に着いた時点で既に長蛇の列。
整理番号の時間は9時30分で、それまでの待ち時間は外で過ごさなければなりません。
5分前になると中に入って、申請書の記入などできます。
- オーストリアの住民票のコピー
- パスポートのコピー
- 日本の免許証のコピー
- 在留許可証のコピー
- 婚姻証明書のコピー
は、念のため2部ずつコピーして持って行ったのですが、1部だけで十分であとは返却されました。
申請書類は全て揃っていたので、5分弱で手続きは終わり。
オーストリアの運転免許証ができ次第、交通局から連絡がくるので受け取りに行きます。
支払いは現金ではなく、60.5ユーロを銀行振込でした。
オーストリアの運転免許証受け取りについて
ウィーン交通局からE-mailで連絡がきたら、朝8時前に交通局へ向かいます。
※ウィーンの交通局で申請する際、一度日本の免許証は返してもらえますが、オーストリアの免許証を受け取るときに、日本の免許証と引き換えになるので忘れずに持参してください。
私の場合、8月に申請してメールがきたのは12月上旬でした。約3~4ヵ月待ち。
受付で交通局から届いたE-mailを見せると、すぐ受け取りの部屋へ案内されました。
日本の免許証とパスポートを提出し、受取書にサインして無事にオーストリア(EU)の自動車免許証をゲットできました♡
免許証の有効期限は2036年となっていて、15年間は更新の心配をする必要もないのでとても有難いですね(#^^#)
日本の運転免許証の行方は…?
ウィーン交通局でオーストリアの免許証を受け取る際、日本の運転免許証は没収されます。
しかしウィーン交通局で回収された日本の運転免許証は、他に申請された方の分も合わせて数枚たまった後、日本大使館へ郵送されます。
日本大使館に日本の運転免許証が届き次第、日本大使館からEメールにて連絡が来るので、予約をとって受け取りに行きます。
日本大使館から連絡を待つには、在留届を提出しなければいけないようなので、まだ在留届を出していない方、またはEメールアドレスが変わった・携帯番号が変わった方などは、変更が必要です。※インターネットでも在留届提出・変更可
12月13日に交通局で日本の運転免許証を回収されてから、1週間後に大使館から届いたと連絡がありました!
めっちゃ早くてびっくり(笑)
しかし大使館は12月21日現在、3Gルール&予約制となっているので、2回目のワクチン接種が終えてから受け取りに行きたいと思います(*^^*)
運転免許証切り替え時のトラブル編
私がオーストリアの運転免許証へ切り替える際は特にトラブルなくスムーズにできたのですが、中にはトラブルがあった方もいるようです。
通常、日本の運転免許証の更新は約3~5年で交通局から通知はがきが届いて、誕生日の前後1ヵ月以内に更新しなければ免許証が失効してしまいます。
したがって再び運転免許証を取得するためには、新たに運転免許試験を受けなければなりません。
ただし有効年月日から6ヵ月以内のうっかり失効、または海外移住者や海外旅行、病気などやむを得ない理由があり有効年月日経過後6ヵ月以上3年未満の場合と、やむを得ない理由があって失効後3年が経過した人(理由の発生が平成13年6月19日以前の方に限る)の場合は、その理由がなくなってから1ヵ月以内に受験すれば試験の一部が免除されます。
引用:鹿児島県警察
海外に住んでいれば、この制度に当てはまり特定失効者として更新期限を過ぎても更新することができます。
しかし特定失効者として更新をした場合、オーストリアの運転免許証へ切り替える際にトラブルが生じるそうです。
詳しくは『ウィーン発オーストリア交流サイト:sumemiya』さんの記事に記載されているので、特定失効者として更新した心当たりのある方などぜひ参考にしてみてください(^^)/
さいごに…
日本の自動車免許の次の更新が2023年1~3月の間となっていて、このコロナ渦の中いつ日本に帰れるかわからない状況だったので、オーストリアの免許証に早めに切り替えができてよかったです♪
書類さえ揃っていれば簡単に切り替えができるので、オーストリアでの長期在住、または永住を考えている方は免許証の切り替えはおススメです(#^^#)
EU内ならどこでも運転ができるので、ドイツへ帰省時やEU国内を旅行の際は車をレンタルしてドライブしてみたいと思います!(左ハンドルは未経験&ペーパードライバーですが 笑)