こんにちは、シータです!
この記事では、4回目の移植とその後のあれこれを日記風時系列にまとめています!
【前回記事】
4回目の自然移植周期
2022年2月2日に採卵し、7日には生理が来てしまいました(超最短!)
ということで、7日から自然周期移植のプロトコールに突入しました(^^)
6回ほど卵胞の大きさといつ排卵するかを確認するためにクリニックへ通院し、
28日(金)時点で左側の卵胞が22mmまで成長していましたが、土日を挟むこともあり排卵日が特定できなくなるので、排卵を促す注射を打って移植日確定となりました。
2022年3月3日(ひな祭りの日)です(*^^*)
今回の請求書に絶句…
移植日前日にクリニックから追加請求書がPDFで送られてきました。
※端数は四捨五入してます。
なんとトータル€3685!!
(採卵代+凍結代諸々€1113は採卵日に先に支払い済み)
なんで今回こんなに高かったのかと言うと、
€300×3になっていたのでおそらく1つあたり€100、3個ずつで1セットっぽいです。
あと着床前診断自体€2700なので、これだけでトータル€3600…高っ!!
ちなみに移植費用+他諸々:€315が後日別に請求ありました…_( _´ω`)_死
しかも新鮮胚移植をせず凍結胚移植をする場合(OHSSリスクやいかなる理由であっても)、キャンセル料を支払わなければならないそうです…約€205)
OHSSリスク患者は損ですね(泣)
今回採卵後全く症状無かったので、新鮮胚移植すれば良かった!とも思いましたが、
採卵後生理が5日目で来たので結局は新鮮胚移植はキャンセルになっていたと思います(._."Ⅱ)
金額の件は、最初に夫が直接クリニックで確認していなかったのもありますが、
私も後からドイツで着床前診断された方のブログ見て、勝手に相場を決めつけてしまったのもショックを受ける原因でした(;▽;)
あらかじめ心の準備大事(笑)
着床前診断がこんなに高いと思ってなかったし、事前に新鮮胚移植はしないと医師と決めていたらキャンセル料はとられないと思っていました。
クリニックによって違うかもしれませんが、オーストリアでの着床前診断の情報(ブログなど)は見かけないので、
せめてこの経験が今後オーストリアで不妊治療をされる誰かの役に立てばいいなと思っています!
IVF-Fondsが使えるとはいえ検査諸々や一部薬剤なども自費だし、日本の不妊治療に比べると安いとはいえ、このトータル4回の治療でかなり貯金を使ってしまいました。
実は新しい家に引っ越す予定で、内見の予約もしていたのですが、想定外の支出があったため今年の引っ越しは見送りとなりました…(泣)
移植後の症状・過ごし方
3月3日12時15分から凍結胚移植でした。
「膀胱パンパンになるまで尿溜めして」と、医師や看護師から1.5Lほどのジュースや水を飲め飲めと勧められ、待ち時間の30分は苦行を強いられました(笑)
結局膀胱はパンパンにはならず、胃がパンパンでした( ̄▽ ̄;)
移植後の写真もいただき、卵が2個あるのがはっきり見える写真だったのでリビングに飾りました(o^^o)
男の子の卵かな、女の子の卵かな、2個とも着床してくれるかな?と既に色んな意味でドキドキしてます(笑)
移植日からの薬剤は上記の通りですが、ちょっと字が見にくいと思うので箇条書きに(笑)
- Progedex皮下注:1バイアル1日1回(夕)
- Duphaston:1錠1日3回
- Prednisolon:1.5錠1日1回(朝)
- Arefam膣錠:1カプセル(朝)、2カプセル(眠前)
- Metformin:1錠1日1回(昼)
- Thrombo ASS:1錠1日1回(昼)
Metformin(←PCOSのために服用してます)とThrombo ASSは本当は朝服用した方がいいのかもしれませんが、朝ごはんをあまり食べれない派なのでお昼に服用しています(^^;
BT0~3までの症状
BT0~1は、下腹部が時々ちくちくするくらいで、他症状は何もなし。
BT2~3は鬼の眠気に苛まれました(笑)
夜は19時くらいから眠くなり、いつも夜中トイレに数回目が覚めるのに1度も起きることなく朝をむかえるほど爆睡。
BT3に至っては、日中も眠くて眠くて3~4時間ほど昼寝をしていました。
食欲は旺盛、特に夕方辺りから暴食気味でした(笑)
基礎体温は測っていないのですが、体温が高いせいか少しでも室内の気温が下がると寒気でガタガタ震えるほど寒かったので、靴下2枚履き&厚着&ヒーター使用し、
夫が「外は温かくなってきてるのに何で暖房使うくらい寒いの?」と不思議そうでした(笑)
いや、黄体ホルモン補充の影響だと何度も説明しているだろ!!(^^;
そして、やっぱりやりますよね!フライング(笑)
早すぎるとわかりつつも気になりすぎてソワソワ、とりあえず排卵検査薬でBT2からフライングしてました(笑)
私は普段から排卵日付近でなくてもうっすら線が出るタイプの人間なので、この線が濃くなっていけば妊娠している確率が高いと判断し、早期妊娠検査薬を使用する目安としています!
結果はまぁいつも通りの薄い線出現(^^;
今後の伸びしろに期待です!
そしてついでにDavidの早期妊娠検査薬が余っていたので(他の早期妊娠検査薬で反応していた時期でも陰性をたたき出す感度がすこぶる悪いやつ 笑)、そちらもつかってみました(^^)
なんか…なんかうっすら見える…
写真には写りませんが、肉眼だと幻線が見えます(笑)
旦那にも見せると、なんか見える!と!!
でもBT2のフライングで早すぎなので、これは蒸発線かな?と思うことにします(^^;
BT4~6のフライングと症状
BT4
もう気になって気になって仕方がなかったので、前回ドゥーテストより感度がいいとわかったいつもAmazonで購入している5本入りの早期妊娠検査薬€10~13(買う時期によって金額が多少変動)を使用しました!
これめっちゃおススメです!!
排卵検査薬でのフライングでは相変わらず薄いラインだったし、早期妊娠検査薬でもBT4じゃ早すぎて何も出ないのは当たり前だから大丈夫!
と意味不明な意気込みでフライングに挑みました(笑)
なんか出てる~~~!!!!(´;ω;`)♡
しかも1分くらいで出てきました!!!
肉眼で見えるこの濃さの線、前回妊娠&流産した時のフライングBT7の時の濃さです!
こんなに早い段階で陽性ラインが見えると思っていなかったので、手が震えてBT4と書いた字まで震えました(笑)
BT4の症状は、特に何もありません。
膣錠がスムーズに入るようになり、水おり様なものが出るようになりました!
BT3で死ぬほど寝たので、ひどい眠気もなくなったし、お腹もなんともありません。
本当に妊娠しているのか??と不思議に思うほど(^^;
BT5
昨日陽性反応を見てから、心なしか下腹部が時々痛いような気がしてきました(笑)
フライングも少し濃くなってきました!!♡
これは期待してしまいます(>_<)(笑)
BT6
BT6は、初回の移植時に幻線が見えるような見えないような…という時期でした。
2回目と3回目の移植時はBT6は陰性でした。
BT5より薄くなってる…??((((;゚Д゚))))
え、化学流産なの?
まだBT6だし、HCG少なくて線の出方が安定しないだけなの?
この後【BT6 陽性 薄くなる】でめっちゃ検索しましたが、まずBT6は大体みんな薄いので結局わからずじまい。。
夫は「判定日まではわからないから気にする必要はない」とあまり気にしてないようでした(^^;
胃のムカムカもBT6から始まったのですが、これは果たして妊娠超初期症状なのか、それとも検査薬が薄くなっていることに対してのストレスからなのか…(;'∀')
BT7~10のフライングと症状
写真には写ってないかも?だけど、BT7~10まで同じ薄さの幻線が出ました(泣)
濃くなるわけでもなく、真っ白になるわけでもなく、ずっと同じ薄さの幻線…。
BT10でこの薄さなら、化学流産だねと夫と話しました。
ちなみにこの早期妊娠検査薬、全く着床してないときは綺麗に真っ白なので、ちょっとしたHCGも幻線として出るみたいです。感度良すぎ(^^;
何が悲しいって正常胚を2個移植しても、化学流産になるっていうことです(´;ω;`)
BT11・判定日
3月14日、判定日でした。
BT11またもや肉眼でみるとうっすら幻線。
なかなか真っ白になってくれないので、潔く諦めがつかず何度も検査薬を見てしまいますが、ここから濃くなることは今までの経験上皆無なので
クリニックへ電話で陰性の報告だけし、内服や注射も今日から中止になりました。
正常胚盤胞移植による妊娠の確率について
色々ネットで調べたので抜粋します!
染色体正常な胚盤胞を一旦凍結後、別周期に移植した場合の着床率は年齢に関わらず50~60%程度です。
この理由は、染色体以外にも受精卵の力を左右するさまざまな条件(例:ミトコンドリアなど)があるからです。
引用:横浜HEARTクリニック
PGSによる遺伝子の解析方法には、アレイCGHという方法が一般的に行われてきましたが、近年次世代シークエンサー(NGS)という制度の高い方法が用いられるようになっています。
アレイCGHによるPGSを行って染色体数が正常と診断された胚を移植して流産だった場合に、検査で検出できなかった染色体異常がどの程度影響しているかを明らかにするために、38名の流産患者と同数のコントロール(出産群)に対し、保存されたDNAサンプルをNGSを用いて再検査し、結果を比較。
流産群ではアレイCGHによるPGSで正常と診断された胚の31.6%がモザイクであり、5.2%が3倍体でした。コントロールでは、モザイクは15.8%で、3倍体の検出はありませんでした。
つまり正常胚と診断されたものの中にも、流産群ではコントロールの約2倍の染色体異常胚が含まれており、有意に高い割合でした。
引用:東京HEARTクリニック
正常胚移植の確率は、移植前から読んでいたので知ってはいましたが、正常胚2個移植なので確率はもっとあがると思っていました。
でも染色体以外の他に原因があったり、検査では正常胚と出ていたけど実は異常胚だった可能性もあります。
私の場合は残念ながらどちらの卵も、40~50%の確率で流産群に入っていたのかもしれませんね(>_<)
一度クリニックから陽性判定をもらってからの流産となると、悲しみは何十倍にもなるので、ある意味化学流産で終わってよかったのかもしれません。
今後について
IVF-Fondsを使用できる体外受精は全て終了してしまいました。
今回の移植で正常胚2個使用したので、現在凍結している正常胚は3個、モザイク胚が2個残っています。
あと破棄されていなければ1回目に採卵した胚盤胞が1個(染色体異常検査はしていないもの)が残っているかも。
※8個検査に出した中、1個は19モノソミー、2個モザイク胚、5個正常胚と検査結果に書いてありました!
(染色体異常はトリソミーが多く、モノソミーは少ないそうです!レア 笑)
モザイク胚とはいえど、モザイク胚移植で妊娠・健康な赤ちゃんを産んでいる方はたくさんいらっしゃいます☺
今後の私たち夫婦の方針として、
今凍結してある胚盤胞は、妊娠・出産できるまで全て使い切るつもりです!
次の採卵は考えていません。凍結胚がなくなり次第、不妊治療は終了します。
今後全て移植をするとなると、毎回薬剤や移植費用含め1回あたり€1500~2000近くかかってしまいます。
さすがに治療費全て夫の貯金ばかりつかってしまうと、今後の私たちの将来が不安になってしまうので、私が治療用で貯金をスタートしようと思っています。
まずは卵管造影を行い、初夏までに自然妊娠にトライ。
自然妊娠できなければ、私は応援ナースとして3ヵ月間ほど治療費を稼ぎに日本に一時帰国しようと思っています(^^)/
不妊治療を始めてもうすぐ1年、コロナ渦で引きこもりを強いられたり、治療費のために無駄遣いをせず外出や旅行を控えたり、色々と我慢の1年でした。
日本に帰って家族や地元の友達に会ったり、大好きな看護師の仕事をして、夫と離れ独身時代のような生活を送るのもたまには気分転換になっていいかもな~と思ったりしています(笑)
その間、ウィーンのネイルサロンをお休みしなければならないのは残念ですが…_( _´ω`)_
まずは卵管造影検査をし、自然妊娠できることを願います!!(`・人・´)
【次回記事】