こんにちは、シータです。
今回、ドイツ語A1・A2レベルの勉強法として、
- 全くのドイツ語初心者
- 文法が難しくて全然意味がわからない
- 読み書きは少しできるけど、喋りが全然だめ
という方々を対象に、おススメの教材や方法を紹介したいと思います!
既にA1・A2試験取得済み、または自己流のやり方がある、という方は今回の記事はすっとばしちゃってください。
- シータがドイツ語学習を独学へ切り替えたきっかけ
- シータが使った文法+トレーニング教材
- 語学学習はトレーニングが必要!
- 独学(自己学習)はドイツ語話者のパートナー必須!
- ドイツ語単語本は特に気にしない(笑)
- さいごに…
シータがドイツ語学習を独学へ切り替えたきっかけ
現在私は独学でドイツ語を勉強しています。
ドイツ語スタート時のレベルと経過を含めその理由を簡単に説明しますね。
ドイツ語学習スタート時のレベル
初めてドイツ語学習を始めたのは、2018年2月。
簡単な単語はもちろんアルファベットの読み方も、文法も全く知らない無知な状態でウィーンのドイチュアカデミーへ通い始め、
- 周りはみんな外国人(アジア人なし)
- A1-2クラスから時間変更したので、A1-1でせっかく仲良くなったクラスメイトがいない
- A1‐2クラスの先生が英語での説明なし・ドイツ語しか使わないスパルタ+頻回に指される(人見知りなので人前で発表するのが嫌い)
- とにかく授業スピードが速い&宿題が多い
これらの理由から、自分にグループレッスンは合わないと悟り登校拒否(笑)
お金を払っていたドイツ人夫・マティくんはこのことを知りません😅
オフレコでお願いします(笑)
一時勉強離れからドイツ語学習やる気ゼロへ…
2018年7月には日本へ約半年間一時帰国し、その間ほとんど自己学習せず、以前習った単語もほぼ忘れる(笑)
「むしろ、本当に勉強する必要あるのか!?」
と自問自答するくらい、このころはドイツ語を勉強したくありませんでした(笑)
再入国後、ドイツ語学習やる気スイッチが押させる事件が…
2018年11月15日にオーストリアへ再入国し、12月・クリスマスに初めて夫の家族と顔合わせをしました。
ここら辺の話はまた別記事で紹介しますね!
結論から言うと、
- せっかく家族・親戚一同がそろい、日本人の私に興味をもって話しかけてくれたのに全然なに言ってるのかわからない!
- 仲良くなりたいのに、話したいことも話せない!
- みんなが笑ってるところで私も笑いたい!
と、悲しさと寂しさの気持ちが、やっと私のやる気スイッチを押す原動となったんです(笑)
学校がダメなら家庭教師だ!
2019年1月より、日本語が話せるオーストリア人の家庭教師を雇い、1回90分のレッスンを週2回でスタート。
以前学校で習ったA1の復習からゆっくり始めたかったのですが、A1は学校で全部一度は通っているからという理由ですぐA2へ進められました。
私の場合、在留資格でドイツ語試験を提出する必要がなかったので、特に急いでレベルを上げた勉強をする必要はなく、
私のやりたいやり方と家庭教師のやり方の違いを目の当たりにし、3月頭に一時解雇(中断)しました。
結論から言うと、
お金をかけて学ぶより、自分のペースで進める自己学習が一番自分にとって効率がよかった!
です。
「もちろん勉強をしよう!」
とやる気スイッチが入ったのは家庭教師のおかげですし、自分ひとりだったら自己学習すら始めなかったと思うので、自分の納得できる方法を見つけられて家庭教師には感謝しています。
なので、今回は自己学習方法としてドイツ語初心者が文法を理解し会話として使えるようになるトレーニング方法をシータ流のやり方で紹介したいと思います!
勉強方法は個人で合う・合わないがありますし、あくまで参考程度に。
もしこの記事を読んで『私もこのやり方やってみようかな?』と思った方はトライしてみてください♪
シータが使った文法+トレーニング教材
人によっては、『せっかくドイツ語を学ぶんだから全部ドイツ語で記載されたやつがいい』と思う方もいると思います。
しかし私は全く無知のドイツ語初心者。
複雑な文法をしっかり理解するには、日本語で説明された文法書が必要でした。
私が使った文法書はこちら↓
こちら日本へ一時帰国したときに本屋さんで見つけました。
この本の魅力は、初歩的なアルファベットの読み方・発音の仕方・数字の読み方から始まり、簡単~難しい文法・例文までたくさん載っています。
毎回章の始まりに文法や冠詞類の変化について説明があります。
例えば、人称代名詞の章で説明するとこんな感じです↓
次に問題のヒントにそって問題を解いていく↓
章の最後らへんはヒントがほぼない状態で問題を解く。
一つの章の中で、段階を得て文法を学び・考え・書くという作業を、結構な問題数とともに繰り返し行うため、反復法と一緒で脳トレーニングになります。
1回通っただけでは絶対に理解できない、1回読んだだけでは絶対に覚えられない、という語学学習に必要な反復学習内容がたっぷり詰まった問題集だと思っています!
私はこの問題集を使いだしてから、語学学校の授業や家庭教師のレッスンで理解できなかった文法をかなり理解できるようになりました!
語学学習はトレーニングが必要!
文法の問題集を解くだけで終わりではありません。
私は+αでとりいれているものがあります。
ちょっと話はそれますが…
英語を勉強された方はこの本ご存知ですかね??
私がセブに語学留学をしたときに勧められて使っていた教材の一つです。
以下、この教材を『ドンドン』と呼びますね(笑)
ドンドンは英語の各章ごとの英文が右のページに10問ずつ、その日本語訳が左のページ載っています。
脳トレみたいなものですが、日本語文をみて瞬時に頭の中で英文を作成し口に出します。
最初のうちは何度か間違っても、毎日続けることでパッと答えられるになってきます。
それって単なる例文の暗記で、自分の言いたいことを伝えるのに活かされないんじゃない?
と思った方!!
私も最初そう思って、ドンドンを買っても全然やらなかったんです。
しかしクラスメートのみんながまじめにこの本に取組み、私より確実に英語で話せるようになっていたので、だまされたと思って私もやってみました。
結果…私も3ヵ月の留学期間で普通に話せるようになったんです(笑)
これは例文の暗記ではなく、日本語訳をみて頭の中で瞬間英作文をするトレーニングであり、このトレーニングで様々な文法に慣れてくると、自分の言いたいことも自分のことばで瞬間英作文できるようになるメカニズムだったんです!
ドイツ語もこの脳トレ活躍できるのでは!?
話はドイツ語学習へ戻り、
私はこのやり方をドイツ語問題集で活用することにしました。
一度解いた問題をノートに、日本語訳を黒ペンで、ドイツ語文を赤ペンで書き写しました。
もちろん書き写すといっても、日本語訳を書いてからドイツ語文は再度自分で考えながら書きます。
これで実質、一つの独文を問題集を含め2回通ったことになりますよね?
そして毎日、ノートに書いたドイツ語を赤シートで隠しながら、日本語訳のみ見て頭の中で瞬間独作文し、口に出します。
要は、ドンドンを使っていた時のように、何度も何度も繰り返すことが大事ということです。
この作業は結構時間がかかりますし、試験対策のために急いでいる方や、書き写す方法がめんどくさいと感じる方には不向きだと思います。
あくまで私のやり方なので、情報として参考程度に受け止めてください♪
そして、ドンドンの出版社がドイツ語版の
『どんどん話すための瞬間独作文トレーニング』
を作って売り出してくれることを切に願います(笑)
独学(自己学習)はドイツ語話者のパートナー必須!
私のドイツ語学習スタイルとして、
- 自分のペースで納得・理解できるまで学習(復習)したい
- 他人からプッシュされてストレスを感じたくない
- 人見知りでグループレッスンが苦手
という特徴がわかり、独学へ切り替えてからは学習効率がかなり上がりました。
もちろん、語学学校や家庭教師の利点もたくさんあります。
- 外国人の友人がたくさんできる
- 先生やクラスメイトとドイツ語で会話する機会がたくさんある
- 早いペースでドイツ語を学べる
ドイツ語試験を目標にしている方は、学校へ毎日通い集中して勉強すれば早くて1ヵ月でA1は取れます。
独学(自己学習)の問題点は、
ドイツ語話者のパートナー(彼氏彼女・夫妻・友人)がいないと、どんなに頭ではドイツ語を理解できてもリスニングやスピーキングでつまづきます。
私も自分で学習した文法を使った独作文で夫へ話しかけ、間違っていれば毎回訂正をされています。
こちらも色々試しながら、学校・家庭教師・独学で自分に合う勉強方法を見つけられたらいいですね!
ドイツ語単語本は特に気にしない(笑)
ドイツ語単語本は自分が覚えたい単語数や内容で選べばいいと思います!
一応、私が使っているのはこちら↓
単語勉強のやり方としては、
- 名詞はder、die、das別に蛍光ペンで色分けする。(カラー分けをしていると、色で思い出しやすくなるのでおススメです!)
- CDを聴きながら一通り全部とおる。
- そのあとCDなしで一通り読む、間違っても止まらず『あ~これこれ』程度で次へ進む。
毎日このやり方でやるうちに自然と覚えてくるそうです!(今まだ実践中なので確定した言い方ができず…汗)
さいごに…
人それぞれの勉強法があると思いますが、自分に合った方法でストレスなく楽しく勉強ができますように♪♪
ともに頑張りましょう!!