ウィーンの日本人妻は見た~夫はドイツ人~

平成29年にひょんなことがきっかけでフィリピンのセブ島へ人生初の語学留学と海外旅行をすることになり、その後ドイツ人の夫と出会って、翌年1月1日からウィーンで結婚生活を送っているシータです。ここでは国際結婚(オーストリア)に必要な段取りや手順、ウィーンでの暮らし、不妊治療、トレーニングやボディメイク・スポーツフード、ホームネイルサロンについて紹介していきます!

ÖSDドイツ語試験(A1)当日編

 

 

 

こんにちは、シータです!

 

ドイツ語勉強法・試験対策ブログから連続投稿したかったのですが、イラスト作成に時間がかかってしまい、ドイツ語試験当日編の更新が遅れてしまいました…。

過去ブログ↓↓↓

shitanblog.hatenablog.com

shitanblog.hatenablog.com

 

 

 

 

ドイツ語A1結果

ドイツ語試験を3月14日に受け、18日に電話で結果を聞き、21日には合格証明書が無事に届きました♪♪

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試験点数配分
Lesen:30点
Hören:30点
Schreiben:15点
Sprechen:25点

の、トータル100点満点中5~6割以上取れれば合格です。

(5割か6割かどっちだったかは曖昧ですいません 笑)

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評価段階
  • sehr gut bestanden:100ー88点
  • gut bestanden:87-75点
  • bestanden:74-50点
  • nicht bestanden:49-0点

と分かれてるので、やはり50点以上が合格ですね!

思いのほか高得点をとれていたので、自分がびっくりしています😳(笑)

 

では、試験当日色々面白いハプニングがあったので紹介していきますね!

 

 

 

旧姓で受験するか、新姓で受験するか…

試験を受ける学校と受験予約はドイツ人夫・マティくんが調べてやってくれたんですが、その際私の名前を「Shita Sausageland(仮名)」で予約していたんです。

しかしその時私の身分証明証(パスポート)はまだ旧姓のままでした。

ちなみに試験当日、新しい姓の戸籍は家族に送ってもらっている最中でまだ手元にありませんでした。

夫に、パスポートと受験氏名が違うけど大丈夫なのか確認しましたが、夫は一言。

 

大丈夫!シータの姓はもう“ソーセージランド”なんだから!

 

と、妙に納得できない力説で言いくるめられました…(笑)

 

 

そして試験当日。

ペーパー試験用紙にSausagelandと記入し、パスポートを机の上に置き、試験官の見回りチェックを待ちます。

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そう…。

パスポートの姓がまだ新しい姓に変更してない場合は、婚姻証明書が必要だったんです!

もちろん旧姓のまま受験申請していれば、旧姓で受けることもできます。(ただし合格証明書は旧姓表示)

 

人生初めての外国語試験前で緊張も最高潮の中、いい加減な夫の言動に対し少し殺意がわきました(笑)

そんな夫は、呑気に待合室で他の外国人妻付き添いのダンナさんたちと、楽しそうに談笑していたので尚更…!😤

 

 

まさか最初の名前確認でつまづいてしまい、婚姻証明書がない状態で試験を受けれるのか(受けたとしても点数がもらえるのか)わからないまま、ペーパーテストが始まりました。

  • 緊張+名前確認時のミスで頭は真っ白
  • 全然集中して問題読めない

必死で意識を集中しました(笑)

 

 ※新姓表記のドイツ語合格証明書が必要な方は、新姓変更したパスポート、または旧姓パスポート+婚姻証明書(コピー)を持参すれば大丈夫です!

 私たちの場合、後日婚姻証明書のコピーと証明写真のコピーを受験した学校へ郵送することで、新姓表記の合格証明書をもらえました。

 

 

 

日本語対応してくれる試験官(笑)

 女性試験官が2人、男性試験官が1人いて、

ペーパー試験が終わった後、女性試験官2人はSprechen試験のため個室へ受験者ひとりひとりを呼び入れます。

 

男性試験官はSprechen試験の前に、試験の手順をドイツ語で説明してくれます。

しかしこの男性試験官、私がペーパーテスト中(すべて記入後)トイレへ立つと、『どうぞ』。

トイレから帰ってくると、『おかえりなさい』と日本語で話しかけてきたんです!(笑)

 

おもしろくて、このSprechen試験前説明のときに聞いてみました。

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ドイツ語の試験受けに行ったのに、全然ドイツ語を話してくれない、ズボンにシャツインの男性試験官でした(笑)

でもそのおかげでだいぶ緊張がとけたのを覚えています。

 

他のスタッフもとても対応が良かったので、今後A2・B1試験もこの学校で受けようかと思います(笑)

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引用:CIB Sprachschle

 

 

 

 Sprechen試験でトンチな回答シータ

前回ブログ試験対策編でお伝えした、

Sprechenで買い物編の写真を選んで対話をするとヤマをはった私でしたが、

結局ヤマは外れ買い物編がなかったので、3枚ある写真の中から一番簡単そうな、図書館で勉強しているカップルの写真を選択しました。

 

しかしヤマが外れてしまった私は動揺してしまい、試験官に質問された単語(カップ:die Tasse)を度忘れ

 

『die Tasche(←バッグ)じゃないことはわかります~😅』と必死に訴えました(笑)

 

TasseとTascheって発音惜しくないですか?

試験官も笑ってました(笑)

 

この失敗が私をさらなる緊張の渦へと引きずり込み、

実際の対話(図書館で勉強するカップルになりきる)でトンチな会話を引き起こします。

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「休憩何したい?」って2回も聞かれてるのに、

とりあえず闇雲に答えた「休憩は勉強のあとで!」回答はあまりズレてなかったかな?と、今になっては思います(笑)

試験官にウケてたし・・・プラス思考に(笑)

 

 

 

最後に…

こんな感じで午前中緊張に支配されっぱなしの試験でしたが、なんとか無事に終えることができました。

トンチな回答、ミスも結構あったと自負していますが、そんな私でも94点とれたのでみなさんも十分余裕で合格できると思います!

 

フランス語とイタリア語の試験経験者の友人からのアドバイスで『とにかく何でも話すことは合格のカギ』だそうです。

 

自信を持って受けてきてください♪♪