こんにちは、シータです!
これまで私が今回の日本帰国時におこなったことを、ジャンル毎に分けてご紹介してきました。
今回は⑥で最後になります!
恐らく、一番めんどくさくて一番やりたくなかった作業がこの⑥番(笑)
さて、参りましょー!!
SALって何だ?
荷物を送るのに、EMS(飛行機)、SAL(飛行機)、船便とありますが、今回はSALで送ったのでこちらを説明します!
国際郵便の輸送便の一つで別名、エコノミー航空便ともいいます。
EMSよりも遅く船便よりは速いサービスで、料金もEMSよりは安く、船便よりは高いといった特徴があります。
オーストリアへSAL便を送るには?
送る条件として、ダンボールのサイズ、重さ、送る内容など様々な規定があります。
- ダンボールの大きさは、箱の3辺(縦・横・高さ)の合計が3m以内
- 重さは、箱も含め30kg以内
- 荷物全体の金額が、€150(約¥19,315)を超えないもの
- 郵送禁止されているものは入れない
- 入れた内容物の全ての名前と、個数、グラム数、金額を細かく規定の書類に記入
SAL便を送るのに必要な書類
既定サイズの段ボールのほかに、SAL便を送るために必要な書類があります。
- POSTAL PARCEL
- 税関告知補助用紙
- INVOICE
上記どれも郵便局でもらえるので、私は大量に確保してきました。
では、ポイントと書き方を簡単に説明していきます!
POSTAL PARCELの記入
- 依頼主の情報、届け先の情報を記入します。
- その下の空欄には内容品の詳細、個数、量、金額を記載しますが、かける所までで大丈夫です。(大体4~5個まで)
- 右端のSAL便にチェックを入れます。
あとは、個人で必要事項を記入します。
税関告知補助用紙の記入
- 依頼主と届け先の情報を記入します。
- 箱に入れた内容物を一つずつ、品名・個数・量・金額を記載します。
- 一番下に依頼主の名前を記入します。
- 品物が多く、記載しきれない場合は2部に渡っても大丈夫です。
INVOICEの記入
- こちらも依頼主と届け先の情報を記入します。
- 郵便物番号の欄に、送り状(POSTAL PARCEL)に記載されているお問い合わせ番号を記入します。
- その下の欄で私の場合、支払い方法は空欄、無償のその他を選択しました。
- 個人のものなので『Personal Use』と目立つところに記入します。これは忘れずに!
- 税関告知補助用紙と一緒で、内容物を一つずつ、品名・個数・量・金額を記載します。
- 品物が多く、記載しきれない場合は2部に渡っても大丈夫です。
- 2部に渡った場合は、2枚目の一番下の記入欄にトータルkgを記入します。その際、どこか分かるところに1/2、2/2とページ数も記入してください。
- 記入日、サインなども忘れずに!
- INVOICEは必ず1部別にコピーするよう、日本郵便から説明がありました。
※品名の英語表記はこちらを参考にしてください↓↓↓
内容品の英語訳・食品 - 日本郵便www.post.japanpost.jp
※国際郵便の全国禁止品事項についてはこちら↓↓↓
国際郵便では、航空危険物を送ることができません。 - 日本郵便www.post.japanpost.jp
※オーストリアでの禁止品事項についてはこちら↓↓↓
国・地域別情報(国際郵便条件表) - 日本郵便www.post.japanpost.jp
国際輸送する際に注意するポイント!
国によって、送ってはいけないものが違います。
オーストリアはアメリカやドイツに比べると、禁止品が少ないというか、グレーゾーン(不明確)という印象です。
みりん風味(多少お酒が入ってるもの)やチョコレート(ドイツでは禁止品)など、確実に送れるのかわからないものは、INVOICEと税関告知補助用紙に確実に送れる品名とグラム数を別のものに書き変え記入しました。
例えば、チョコレートはせんべい(rice cracker)に変えて記入、みりんは醤油(soy sauce)に変更するなど。
ただし、あからさまに違う大きさやシルエットのものでは、不審に思われるかもしれないので、なるべく似たものへ変更する必要があります。
税関で開けられチェックされれば、実際に入っている内容物と記載名が違えばアウトだと思いますが、今のところ2回、計4箱送って全て無事にオーストリアへ届いています。
もちろん全国で禁止されているものは入れません。
あくまで、グレーゾーンのものに限ります。
そして私もこの裏技的方法に責任は取れませんので、もし試される方は自己責任でお願いします。
日本(鹿児島)からオーストリア到着までにかかる日数
2018年10月18日に地元の郵便局へ出しに行き、11月2日にオーストリア(彼の自宅)へ運ばれていますが、彼がその日不在だった為、実際に受け取れたのは6日になります。
なにやら、税関でチェックを受けているようですが、何も抜かれず、税金もかからず全て無事に届きました。
この税関検査の表示を見た時、かなり冷や汗ものでしたが・・・(笑)
さいごに…
今回の荷物の総量・金額ですが、13kgと15kgの荷物を2箱SALで送り、トータルで約3万でした。
オーストリアへ荷物を送るのはかなりの時間と労力を要しますが、みなさんの大切な荷物が無事にスムーズに届くことを願っています!