ウィーンの日本人妻は見た~夫はドイツ人~

平成29年にひょんなことがきっかけでフィリピンのセブ島へ人生初の語学留学と海外旅行をすることになり、その後ドイツ人の夫と出会って、翌年1月1日からウィーンで結婚生活を送っているシータです。ここでは国際結婚(オーストリア)に必要な段取りや手順、ウィーンでの暮らし、不妊治療、トレーニングやボディメイク・スポーツフード、ホームネイルサロンについて紹介していきます!

オーストリアで不妊治療(6)~Kinderwunschレポ~

 

 

こんにちは、シータです!

 

前回のブログをアップしたあと(5月26日:注射6日目)夕方から急に体調を崩し、発熱してしました...。

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本当は採卵後にアップする予定だったのですが、

38~40度近い高熱が3日ほど続き不安でいっぱいの日々を過ごしたので、他にも採卵前に発熱した方がいらっしゃった時のために少しでも参考になればと思い、急遽まとめることにしました。

ほぼ備忘録、日記のような記事ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです☺

 

【前回記事】

shitanblog.hatenablog.com

 

 

 

 

採卵前の発熱と激しい腹痛

5月26日の卵胞チェックで、Dr.から育ちは順調という言葉をいただけルンルンで帰宅したあとのこと。

 

お腹は卵巣の異物感と少し張ったような感覚があるだけで、他体調は良かったんですが、徐々に頭痛がし始めました。

排卵誘発剤の副作用をネットで調べると頭痛も記載されていたので、その影響だろうと思いソファの上でゴロゴロしていたら、今度は背筋がゾクゾクし始めました。

例えるなら、インフルエンザにかかった時のような激しい悪寒です。

 

ベッドに移動し、布団を3枚かぶっても悪寒は治まらず、熱を測ったら38.0℃まで上昇。

 

えーーーー発熱!!!?〣( º-º )〣

  • 採卵前に、しかもコロナ時期に発熱なんて...
  • もしかしたら採卵は中止になるんじゃ...
  • 熱のせいで卵子がダメになってしまうんじゃ...

とすごく不安になってGoogleで検索魔になっていると、採卵前に発熱してる方他にも数人いらっしゃいました!

 

  • 排卵誘発剤の副作用なのか?
  • 免疫力が落ちてるのか?
  • はたまたコロナに罹患したのか?

わからないけど、とりあえず熱を下げようと夜ご飯をしっかり食べ、水分をたくさん摂り、クリニックはもう閉まっている時間だったので、夫の判断で風邪薬(Neocitran)飲んで寝ました(笑)

症状は頭痛と熱・悪寒だけだったので、風邪ではなくもしかしたら何かしら薬の副作用だったのかもしれません(^^;

 

そして夜中1時頃。

激しい腹痛で目を覚ましました。

食あたりをした時のような激しい腹痛、目眩、冷や汗、血圧が下がるような感覚

セブ島で豚肉食べた時に食あたりになってよくこの症状出てました(笑)

でも唯一食あたりと違うのは、便が出ないこと。

 

腹痛に耐えながらネットで同じ症状になった人がいないか探したところ、

  • 排卵抑制剤を使っていたにも関わらず、採卵前に自然排卵していた
  • その時に激しい腹痛があった

と最悪なシチュエーションが出てくる...|д゚)

体外受精のスケジュールに入って初めてネガティブになりました。

(※エコーの結果、自然排卵はしてませんでした)

 

 

続く発熱

翌日クリニックへ電話確認したところ、

NeocitranとIbuprofenは服用しないでください。代わりに熱や頭痛がひどい時はMexaを服用してください」とDr.より。

 

1日3回までMexaの服用許可があり、服用するとすぐ熱は下がるのですが、6時間くらい経つと悪寒が出始め、前回値よりも高めに発熱するようになりました。(風邪薬だと思っていたけどただの解熱鎮痛剤だったのかも?)

コロナテストは自宅でしましたが陰性。

原因がよく分からない発熱と体のだるさ、今後採卵が出来るのか、治療が中止になってしまうのではないかと不安になって涙が出てきました...。

メンタルはもうジェットコースター…( ;∀;)

 

 

再診日、採卵日まだ決定ならず

 5月28日(発熱から2日後)に卵胞チェックの再診日がありました。

Dr.に熱の原因を聞きましたが、

「熱と頭痛と腹痛以外症状が特にないからねぇ…。何かしらお腹の中で炎症があるんだと思うけど、はっきりはわからないわね。とりあえず辛い時はMexaを飲んでて。」と夫曰く。

 

Dr.もわからんのかーい!( ゚Д゚) え、これって結構レアなケース?

せめて何か抗生剤だしてくれー!


と思いましたが、IVF治療の知識全くないくせに余計なことは言いたくないという思いから言えませんでした(^^;(笑)

 

卵胞の育ちは前回(2日前)からするとまちまちな感じで、

新しい注射:Meriofertが追加になり、Puregonが25単位へ減量Orgalutranも引き続き継続ということで、1日3本の注射になりました(T▽T)

5月31日(月)にもう一度卵胞チェックをしてから、採卵日を決めるそうです。

 

 

排卵抑制剤(Orgalutran)の注射が激痛

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これだけは絶対に書いておこうと思った件。

Orgalutran…

めちゃくちゃ、めっちゃくっちゃ痛いです!!(※個人差あり)

まず、針先つぶれてるのか?っていうくらい刺さりが悪い上に、

薬液入れた後が、例えるならナイフでお腹を刺されたかのような(刺されたことがないので比喩として 笑)ズキズキ感が2~3分くらい続きました。

これはもう二度とうちたくない…って思うくらい嫌いなレベル。

それを6日間も… 毎回絶望しながら注射の時間を迎えています。(悲)

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そしてこちら5月28日から処方されたMeriofert、調べてみたら同じくHMG製剤っぽい。

アンプルとバイアルをミックスするタイプのもので、一応Dr.から使い方の説明があったのですが、その時に夫が

「妻は看護師なので大丈夫ですよ☺☺☺」と余計なことを言ってくれました…。

薬剤や注射器の扱い方はわかってるから別にいいんだけど、

今後の治療の説明など看護師なんだからわかるでしょ?的な扱いを受けるのが嫌で言いたくなかったのに(日本の病院でもこういう扱いを受けることがたまーにあるので自分の職業は医療従事者とまでしか言いません)

Dr.の手前、顔は笑顔で内心「言わないでって言っておいたのに、このおしゃべりくそ野郎夫が~!!(# ゚Д゚)」ってイラつきました(笑)

 

こちらのMeriofertは注入後にちょっとズキッとしますが、Orgalutranに比べると全然我慢できるレベルです。

今回の排卵誘発剤を通して、自分は痛みに弱い人間だと気づくことができました(笑)

献血とか採血は全然大丈夫なのに何でだろう(;^ω^)

 

 

さいごに…

3日間発熱でうなされていましたが、嘘かまことか卵子は熱に弱いという記事を読んで不安になり、解熱剤(Mexa)を数回服用し、熱を下げることに死力を注いでいました。

しかし解熱剤を飲めば飲むほどその後の発熱はひどくなり、最高体温39.9℃を見たときに、

「もし本当に高熱のせいで卵子がダメになってしまったとしても、自分の体がまず健康でないと何も始まらない」

と我に返り、その後薬は服用せず自分の免疫力にまかせることにしました。

その間、水分は2~3Lを目標に、食欲が落ちたのでプロテインシェイクとスポーツドリンクで水分・栄養補給、パイナップルを少しずつ食べ、ビタミンサプリを服用していたら翌日には平熱に下がっていました!

 

熱が下がって体が楽になったからかすごくポジティブ思考になって、

悪運をここでつかったから体外受精はきっと上手くいくわ!と謎のポジティブさに満ち溢れています(笑)

 

 次の記事こそは採卵後の状況を伝えられるよう、前向き・体調に気を付けて採卵まで残りの日数を過ごしたいと思います(>_<)

 

次回記事

shitanblog.hatenablog.com