こんにちは、シータです!
採卵手術が2021年6月2日(水)に行われました。
採卵前々日~当日の流れ、採卵前の症状と採卵後の症状、受精卵の状況について簡潔にまとめていきたいと思います!
【前回記事】
いよいよ採卵日決定!
5月31日(月)の再診でDr.より、
いい感じに育ってるね!
水曜日(6月2日)採卵しましょう!
と言っていただけました。
エコーの結果は、
- 子宮内膜:14mm
- 右卵巣:18~21mmサイズが8個
- 左卵巣:18~21mmサイズが8個
今回Dr.が卵胞を測ってる時に、隣で私は個数をしっかり数えました(笑)
内膜14㎜っていい感じですよね!?
内膜は厚ければあついほど着床率が上がるそうです!(特に15㎜以上はなお良し)
でもエコーで診たときと、実際に移植するときでサイズダウンしていることがよくあるみたいなので(他のブロガーさんたちの記事より)、
あまり期待しすぎないようにしようと思います(^^;(笑)
採卵日前々日の注射&トリガー
5月31日(月)
この日、採卵周期最後の注射となりました。
合計4本… ちょっと涙目(´;ω;`)笑
※私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のOHSSリスク患者だったので、トリガーはOHSSの危険性を高めるHCGではなく、Decapeptylという脳を刺激してLHサージを起こさせるものを使うんだそうです。
タイムスケジュールとしては、
- 18時:Orgalutran+Meriofertを注射
- 21時20分:Decapeptylを注射(採卵の36時間前)
- 就寝前:膣座薬挿入(名前と効能忘れた)
という流れでした。
Decapeptylは時間厳守だったので、10分前にはスタンバイしてました。
お腹は連日注射の副作用で3~4ヵ月妊婦のようにパンパンに張ってしまい、注射を刺す皮膚すらつまめない状態だったので、腰寄りのお尻に刺すことに。
薬液が多くて、注入中めちゃくちゃ痛かったです…(泣)
※余談ですが、Orgalutran+Meriofertは太ももに刺したんですが、お腹に刺すより全然痛みが最少だったので、太ももおススメです!
12日間の自己注射、自分おつかれさまでした☺☺☺
採卵前の副作用
「もう二度と採卵なんかするもんか!」
と思ったのは、毎日の痛い注射だけでなく副作用も原因の一つでした。
- 40度近い高熱が3日間
- お腹の張り(3~4ヵ月妊婦くらい)
- 卵巣部位の痛み
- 腹部膨満のため食事があまり摂れない(食欲はある)
- たった1週間で体重3kg増
文字に起こしてみると、そんなに大したことないように見える?かもしれませんが、
発熱がしんどいのはもちろんのこと、このお腹の張り…すっごい苦しいです!!
- お腹空いてるのにお腹が張りすぎてたくさん食べれない。
- 水分はたくさん摂らないといけないのに、お腹が苦しくてあまり飲めない。(3Lの飲水Dr.指示あり)
- 腹圧をかけるとお腹が痛いので、トイレでいきめず便秘気味に。
治療のため、せっかくHIITからローインパクトトレーニングに変更したのに、結局治療が始まってから1回しかトレーニングできず、体調が常に悪かったのでベッドかソファの上で過ごす日々でした。
せっかく1年鍛えた筋肉もやせ細ってきてしまい少し悲しいですが、
体調が復活し次第、Dr.から許可を貰えたらまたトレーニングに励みたいと思います!!
採卵当日
6月2日(水)
9時20分採卵予定で、8時にはクリニックへ到着。
リカバリールームへ案内され、術衣に着替え横になっていると看護師がルートを取りに(留置針を刺しに)来ました。
日本では、正中(肘のとこ)にルートをとると腕を曲げるのに邪魔になったり、点滴漏れしやすかったりするため、前腕か手の甲を第一選択してルートをとります。
血管が細かったり、なかなか刺さらない方は最終手段として正中を選択したりしますが…。
ここはオーストリア。
第一選択、何の躊躇いもなく正中にルートとられました(^^;
私の腕の血管は太くて出やすく、毎回看護師さんが喜ぶ自慢の血管なんですが(笑)
ドイツに住んでいる日本人看護師の友人に話すと、彼女もまたドイツで正中にルートをとられたことがあったそうなので、ヨーロッパでは普通なのかもしれません(笑)
ちょっとしたカルチャーショックでした(^^)
9:30に看護師に連れられオペ室へ。
名前と生年月日を伝え、処置台へ横になりました。
点滴はなく、ここからダイレクトに麻酔薬を注入され、そっこう夢の中へ。
気づいたときは、看護師2名に抱えられ?連れられ?リカバリー室まで歩いていき、20~30分くらい横になっていたと思います。
医師と看護師が来て、
- 15個採卵できたこと
- 今月移植までする予定でいること
- 水分は1日4Lを目安にしっかり摂ること
- タンパク質をしっかり摂ること
- 痛み止めは自宅にあるイブプロフェンを飲んでいいこと
など色々説明してくれました。
Dr.もニコニコして「たくさんとれて良かったね~!」と言ってくださったし、看護師さんたちもすごく優しかったのが嬉しかったです☺
しかし… 水分4Lとか苦行すぎ…( ̄▽ ̄;)
ただでさえお腹張ってて苦しいのに、4Lも飲んだらもっとタプタプなりそう…。
でもOHSS悪化しないように、しっかり飲みます。。
そして私、OHSSリスク患者と言われていたので、凍結胚にして移植は来月だと勝手に思い込んでいました!
でも確定は、今後の卵巣の腫れ次第だと思うので、今月移植でも来月移植でもいい結果が出るよう、体調を万全にしておきたいと思います♪♪
↑術後、お菓子をいただきました♡
このクラッカー?みたいなやつ、めちゃくちゃ美味しかった(#^^#)
採卵術後の症状
9時半に手術をスタートし10時半にはクリニックを後にしました。
日本だったら1~2時間とかリカバリー室で安静にしてるんじゃないかな?
全身麻酔でしたが、特に体に麻酔も残ってなく副作用もなかったからかもしれません。
クリニックから自宅までは、Straßenbahn(路面電車)→U-Bahn(地下鉄?笑)→バスを乗り換えて20~30分くらいでたどり着きます。
歩くたびに下腹部が、ズシーン…ズシーン…と痛重かったのですが、
バスに乗ったあたりから下腹部に激痛が走り、歩くのも困難なほどに。
なんとか帰り着き、痛み止めと処方された抗生剤を服用して30分くらい経って、座って食事をとれるほどまでは落ち着きました。
↑処方された抗生剤
腹痛とお腹の張りが一番の症状ですが、痛み止めでコントロールできるレベルです。
食欲はバリバリある(食い意地がはってる)ので、よく食べ、よく飲み、よく寝てれば2~3日後には良くなるかな~と思っています☺
※ネットではOHSSは2~3日からひどくなり、6日目あたりがピーク、生理とともに症状消失と書いてありました。
新鮮胚移植で妊娠するとOHSSはひどくなるとも...。
ですが、人によっては日付とともに卵巣がしぼんでいく方もいらっしゃるみたいなので、私もこちら側に入りたいという願望も込めて(笑)
今のところブログ書けてるんで、大丈夫なんじゃないかなーと思っています(笑)
術後3日目症状(追記)
上記は術後当日~1日目の症状でした。
現在追記として術後3日目を書いていますが、術後日に日にお腹の張りはひどくなり、とうとう上腹部までパンパンに腫れてしまいました。
胃痛でのたうち回るほどの激痛が起こったり。
胃を圧迫されてるので、食後の吐き気。
水分を摂れば摂るほど爆発しそうにパンパンになる腹部膨満。
動くとお腹に響くので、ずっとベッドかソファでの生活、家事もままならず。
正直採卵前よりかなりしんどいです(´;ω;`)
これをピークに治まってくれたら有難いのですが、まだまだ腫れてくるのでは...と不安で仕方がありません。
↑左:治療開始前 、右:採卵術後3日目
左はトレーニング用で撮ってた写真なので、横向きの写真がなく比較しにくいかもしれませんが...。
右は明らかに妊婦腹( ̄▽ ̄;)
これが本物の赤ちゃんなら喜ばしいんですけどね!
早く健康体に戻りたい(泣)
さいごに…+追記
受精卵の確認ですが、6月3日(木):採卵術後1日目、オーストリアは祝日なので電話が繋がらず( ̄▽ ̄;)
明日朝一で電話してみようと思います!
うまく受精してくれてるといいな~♡
【追記】
6月3日13時頃、ラボラトリーから電話がありました!
明日電話で聞けばいいや、と思ってたのでびっくり!!
受精卵は、6個ダメになって9個受精したそうです♡
ふりかけなのか、顕微なのかはわからず(笑)
まだ受精して1日目なので、今後分裂する段階で脱落していく受精卵もあると思いますが...
とりあえず受精してくれたことに安心しました♪♪
6月7日(月)に新鮮胚移植が確定し、まだお腹の張りも全然引いていない状態で不安もありますが、私たちの卵ちゃんをお迎えに行くことになりました♡
ドキドキわくわくです!!
次回のブログでは移植について、もし移植が延期になった場合は、受精卵の状況と今後についてアップしたいと思います♪♪
次回記事