ウィーンの日本人妻は見た~夫はドイツ人~

平成29年にひょんなことがきっかけでフィリピンのセブ島へ人生初の語学留学と海外旅行をすることになり、その後ドイツ人の夫と出会って、翌年1月1日からウィーンで結婚生活を送っているシータです。ここでは国際結婚(オーストリア)に必要な段取りや手順、ウィーンでの暮らし、不妊治療、トレーニングやボディメイク・スポーツフード、ホームネイルサロンについて紹介していきます!

オーストリアで不妊治療(15)~化学流産と今後の方針~

 

 

 

こんにちは、シータです。

 

タイトル通り、3回目の移植も化学流産となってしまいました(´・ω・)

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この記事では時系列に3回目の移植後の経過と、今後の治療方針についてまとめています!

【前回記事】

shitanblog.hatenablog.com

 

 

 

 

繰り返す化学流産

今回もBT7からフライングテストをしており、判定日はBT11でした。

過去2回の移植はBT6~7から幻線が見えていたので、期待マックスでテストしたのですが真っ白陰性。

翌日のBT8でうっすら幻線がでました。

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姉に送ってもらったドゥーテスト

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早期妊娠検査薬

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写真で分かるように、BT10まですこーしずつ頑張ってくれたようですが、徐々に薄くなってしまい、病院の採血結果でも化学流産を伝えられました。

今回はレトロゾールも使用したし、自然流産後で妊娠が継続しやすいと思っていたので、はぁ…またやりなおしか…と残念で仕方がありません(´・ω・)

検査薬の色がなかなか濃くならなかったので早々に諦めはついていましたが、可能性として受精卵の染色体異常という3回連続アンラッキーが続いていて、凍結してある4個目の胚盤胞もダメなんじゃないかとついついマイナス思考になってしまいます。。

 

余談ですが…

このAmazonでいつも買ってる5本入り€13の格安早期妊娠検査薬の感度が、ドゥーテストの感度を上回っているという事実を知れたことはラッキーでした(笑)

 

 

今後の検査内容について

11月23日にクリニック受診し、今後の検査について話をしてきました。

 

Dr.の意見としては、もしかしたら子宮内が受精卵を育てられない環境の可能性も否定できないから、

  • ロックダウンが明け次第、Krankenhausで全身麻酔下の子宮鏡検査(HSK)を行う:健康保険適応内
  • または今通っているクリニックで麻酔なしの子宮内生検(PIPELLE)を行う:自費€190

という二つの検査方法を説明されました。

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Krankenhausでの子宮鏡検査なら、子宮だけでなく卵管も検査できるとのことでしたが、ロックダウン中は予約がとれないため、その間治療が進みません。

現在のKinderwunschクリニックだと、ロックダウン関係なしにすぐ生検検査できるけど、子宮鏡ではないので卵管までのチェックや子宮内の奇形などは検査できないそうです。

 

私の誕生日が来年の2月。

35歳になると、採卵から行う場合、IVF-Fondsで補助が出たとしても手出し金額が少し上がるので、早く原因追及と採卵をしたいのと、ロックダウンが長引いたときのことを考え、クリニックで生検を受けることにしました。

麻酔なしで痛みを伴う可能性があるため、検査30分前に痛み止めを服用するそうですが、すっごく痛みに弱いのでかなり怖いです。。(^^;

 

またこの検査で異常がない場合、来年1月にIVF-Fonds内で採卵+新しい受精卵の移植か、今凍結している残り胚盤胞1個をIVF-Fondsを使用せず自費で移植するか選択しなければならないのですが、

今までの3個の胚盤胞とも染色体異常で妊娠継続できなかったとしたら、残りの1個の胚盤胞も染色体異常の可能性は高いし(私の勝手な推測です 笑)、自費で移植費用約€1000払ってまた化学流産だったらかなりの痛手です。。

次回採卵からする場合、凍結する前に胚盤胞の染色体異常を検査して、異常がない胚盤胞のみを凍結&移植してくれるそうなので、妊娠率はぐんと上がります。

 

正直、採卵後のOHSSがトラウマになってしまい、まだどうするか決めかねているのですが、

次回採卵する場合、OHSS発症リスクを減らすための対策はとってくれるそうなので、前向きに検討しています。

 

 

子宮内膜生検(PIPELLE)

12月1日にPIPELLEの予約が取れ、検査してきました。

1時間前に指示されたイブプロフェンブスコパンを服用し、外来の診察台で検査でした。

痛みは、スクラッチする時に重い生理痛のような痛みがあり、つい腰が浮いてしまいましたが、「あたたたた...」と言ってる間に終わりました(笑)

消毒も含め2~3分くらいだったと思います。

私は結構我慢できる痛みのレベルでした(^^)

 

その後は2~3日はピンク色の少量の出血と、生理痛の様な痛みが軽く続きました。

 

 

子宮内膜生検の結果

12月15日、検査結果と今後の治療方針について話し合うためにクリニックへ。

子宮内膜生検の結果は異常なし。妊娠に影響を及ぼすような要因は見つからなかったとのことでした。

母体側に問題がないとすれば、やはり受精卵の染色体異常の可能性が濃厚なので、凍結してある残り1個の胚盤胞は移植せず、来月再度採卵したい旨を伝え、採卵前の事前準備周期へ突入しました!

次回の採卵後、受精卵の着床前診断をしてもらい、問題のない胚盤胞のみ凍結してもらう予定です。

PCOS(多嚢胞性卵胞症候群)だと、この染色体異常による化学流産や自然流産の確率が高くなるそうです。

たくさん卵子が取れたとしても、異常がない受精卵が何個あるかもわからないし、異常のない受精卵が胚盤胞まで育つかどうかもわかりませんが(このクリニックでは初期胚移植をしていないため、胚盤胞まで育たない受精卵は破棄されます)、

良い卵子がたくさんとれるように、指示された薬やサプリメントをしっかり服用し、栄養のある食事をとって体調管理をすること以外は運命に身を任せるしかありませんね(^^;

 

 

さいごに…

12月31日から1月9日まで、生理を起こさせるためPrimasistanを服用、同じく31日からプレドニゾロンも開始予定です。

Primasistan服用2~3日後に生理が来たら、採卵周期へ突入です。

日程はまだ確定ではありませんが、1月14日頃から排卵誘発剤の注射が開始になり、1月末頃採卵予定となります。

 

私はOHSSハイリスク患者なので、採卵後2~3週間くらいはネイルのお仕事もお休みしなければいけません。

1月からグランドオープンする予定なので、オープン初月からたくさんお休みを入れなければいけないのは残念ですが、自分の身体と将来の赤ちゃんのために、無理のない範囲でマイペースにやっていけたらな~と思っています☺

 

あとは、採卵後に腹水がたくさんたまらないことを祈るばかり…(>人<)

 

【次回記事】

shitanblog.hatenablog.com