ウィーンの日本人妻は見た~夫はドイツ人~

平成29年にひょんなことがきっかけでフィリピンのセブ島へ人生初の語学留学と海外旅行をすることになり、その後ドイツ人の夫と出会って、翌年1月1日からウィーンで結婚生活を送っているシータです。ここでは国際結婚(オーストリア)に必要な段取りや手順、ウィーンでの暮らし、不妊治療、トレーニングやボディメイク・スポーツフード、ホームネイルサロンについて紹介していきます!

在オーストリア日本大使館で国際結婚後に行う重要手続き

 

 

 

こんにちは、シータです! 

 

結婚準備の書類手続きで1年という歳月がかかったので、

今回は結婚後の日本大使館で行う手続きで必要な書類は事前に準備し、結婚の翌日にすぐ申請しに行きました!(笑)

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結婚後に必要な3つの手続き

結婚後に日本大使館で行う必要な手続きは、

  • 日本の婚姻届の提出(日本ではまだ独身のため)
  • 氏の変更
  • パスポートの変更

となっています。

では、各ジャンル毎に必要書類をまとめていきますね!

 

 

日本の婚姻届の提出

オーストリアで結婚した際、この婚姻届を出さなければ日本ではまだ独身という扱いになります。

この婚姻届を提出することで、日本でも正式に既婚者として自分が筆頭者となる新しい戸籍に変わります。

この『結婚しましたよ~』報告に必要な書類は以下。

必要書類
  1. 自分の戸籍謄本または抄本(発行から3ヶ月以内)
  2. 婚姻届2通(ただし、本籍地を別の市区町村に新しく設ける場合は、3通必要)
  3. 婚姻証明書(結婚後にオーストリアの役所からもらえる)
  4. 婚姻証明書の和訳(自分で翻訳可)
  5. 夫のパスポート原本
  6. 夫の国籍を証明する書類(パスポート)の和訳(自分で翻訳可)
  7. 印鑑(なくても可)

これらが必要になります。

婚姻証明書は結婚した後でしか手に入らず、さらに自分で和訳文を作成しなければならないのでとても時間がかかります。

しかし前もって日本大使館に行けば、必要書類と例文をもらえるので、ある程度事前に準備することができます!

 

では細かく説明していきますね!

 

戸籍謄本・抄本

発行から3ヶ月以内の戸籍謄本または抄本が必要となります!

アポスティーユの有無は、1年前に日本大使館に確認したのですが、忘れてしまいました・・・(汗)

結婚前に日本に一時帰国した時に私は念のため、どの書類でも使えるようにとアポスティーユもつけて持ってきていました!

 

婚姻届

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婚姻届は上記にならって記入をします。(見本は日本大使館からもらえます)

結婚すると、日本での戸籍が変わり自分が筆頭者となるため、本籍地を以前と同じ場所または新たに本籍地を決めることができます!

現在の日本の本籍地と同じにする場合、婚姻届は2通で良いのですが、本籍地を別の市区町村に新しく設ける場合は、3通必要となります。

 

分かるところのみ記入し、自信のないところは日本大使館で記入することをオススメします。

婚姻届を2~3通書くのって、結構大変ですよね?

私は1通のみ書いて、あとは日本大使館のスタッフがコピーして2通にしてくれました。

日付・サインなどは絶対に日本大使館でチェックを受けるまで記入しないでください。

 

※独身時代にセーラームーン展(世代です 笑)で購入していた、デザイン婚姻届も書いて持っていきましたが、デザイン婚姻届は日本大使館を通して提出する場合は使えないそうです・・・(悲)

 

婚姻証明書と婚姻証明書の和訳

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婚姻証明書は結婚後、オーストリア役所からすぐもらえます。

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婚姻証明書の和訳の見本を日本大使館でもらえるので、これを参考に管轄当局・登録番号・婚姻日及び婚姻地・発行年月日以外を記入しておきます。

 

夫のパスポートと夫のパスポートの和訳

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こちらは夫のパスポートを見ながらなので、すぐに作成できますね!

1~11の番号にそって、パスポートに載っている情報を和訳します。

私の場合、この和訳例の番号にそって作成してしまったため、実際の夫のパスポートの番号と内容が全く一致してないと日本大使館スタッフから指摘を受け、修正テープで訂正させてもらいました(笑)

正式書類での訂正は二重線+訂正印(拇印)ですが、和訳文は修正テープを使っても大丈夫だそうです!

 

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またこちらは1年前に申請書類の確認をした時に必要と言われた『国籍証明書の和訳見本』ですが、今回夫のパスポート原本とパスポートの和訳があるから不要と返却されたものです。

念のため掲載しておきます!

 

印鑑

婚姻届に押す印鑑が必要ですが、ない場合は右拇指印でも大丈夫でした。

 

 

氏変更の手続き

氏変更をする方、例えば:「(旧氏)米大国 しぃ汰」から、「(新氏)ソーセージランド しぃ汰」と夫の姓を名乗る場合、氏変更の手続きが必要です。

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こちらも日付・婚姻年月日・サインは未記入のままが安心です!

婚姻届と氏変更申請用紙を提出することで、約6週間で新しい姓の戸籍ができます!

 

※ダブルネーム(例: Shita Sausageland Kometaikoku)にする場合は、同じ日本人妻の方に伺ったところ、家裁を通して得られるらしく、時間もかかり手続きも大変らしいそうです!

 

 

パスポート変更手続き

氏を夫の姓に変更した場合、6週間後に新しい姓で戸籍ができるので、その後身内に新しい戸籍謄本を取り寄せてもらってからの申請になります。

その時、新しい戸籍謄本にアポスティーユは不要です!

私のパスポート変更は3月末頃になるので、その時にまた詳しく説明しますね。

 

またパスポート変更に6ヶ月以内の証明写真も必要ですが、頭元が少し空くように撮影してくださいと日本大使館から言われました。

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さいごに… 

以上で結婚後の手続きは全て(パスポート以外)終了です!

所々日本大使館で書き直しするところもありましたが、前もって準備していた方が大分楽なので、みなさんも残りの手続きを頑張って早く終わらせましょー♪♪

 

 

 

ウィーンのStandesamtliche Hochzeit(役所式の結婚式)

 

 

 

こんにちは、シータです。 

 

平成31年、明けましておめでとうございます!

そして年が明けて1月16日に無事、役所式の結婚式をすることができました!

 

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連日気温は氷点下、雪・曇りの悪天候だったのですが、この日は奇跡的に7度!♡

もちろん南国生まれの私にとって暖かいとは言えない温度でしたが、時折太陽も顔を出してくれ、私たちの結婚式を祝ってくれているかのようでした。

ちなみに翌日(17日)の天気は快晴、気温は10℃超え!!(笑)

 

今回は、ウィーンの役所式結婚式の流れをまとめていきますね!

 

 

 

 

ウィーン・Hietzingでの結婚式

多くの方はこのStandesamtliche Hochzeit(役所での挙式)の後に、Kirchliche Hochzeit(教会での挙式)を同じ日にするそうなんですが、今回私達はウィーンで役所式のみ。

教会式は今後、夫・マティくんの故郷(ドイツ)で予定をしているので、今回の役所式はフォーマルなドレスとスーツで挑みました。

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 外での撮影はかなり寒かったです~(泣)

 

 

 

結婚式前の準備

とりあえず当日に必要なものとして準備したのは、

  1. フォトグラファーの予約(なくてもOK)
  2. 公認翻訳士の予約
  3. ブーケ・指輪・ドレス・スーツなどの準備
  4. 結婚式の後のレストランの予約
  5. 音楽隊の予約(なくてもOK)
  6. パスポートと念の為入籍準備で使った書類諸々

くらいでした!

 

地域や役場によって、

  • ドイツ語話せないなら絶対公認翻訳士必須!という役場
  • 公認でなく普通の翻訳士で大丈夫な役場
  • 英語話せれば翻訳士いらないよ!っていう役場

もあるそうです(笑)

 

私達は公認翻訳士必須!な役場だったので、結構出費が痛かった~(泣)

 

また私のドイツ語家庭教師の先生は、

結婚式の日にケーキを焼いて持っていき、役所式が終わったあとのレストランで旦那様とケーキ入刀をしたそうです♪♪

ヨーロッパでは、自分たちで一から準備し、結婚式を行う方が多いようです。

 

 

結婚式の流れ

14時からスタートだったため、1時間前に役所に着いたのですが、

『20分前からの受付になります』

とのことで、寒空の下40分も待たされました(笑)

 

結婚式中は、最前列に左から私の友人(実際は夫の友人)→私→夫→夫の友人と座り、この友人2人は誓いの言葉+指輪の交換後の承認者サインをします。

そのため式前に、私たち夫婦を含めた承認者全員+公認翻訳士の身分証明書(パスポート又は身分証明書のカード)を提出しました。

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開始までの間は、家族全員で待合室でその時を待ちます。

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しかしさすがオーストリア

実際に開始したのは14:20でした・・・。

遅れすぎ!!(笑)

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今回は、夫の家族と夫の友人二人のみのひっそりとした結婚式だったので、後ろの席はガラ空きでした(笑)

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誓いの言葉・指輪の交換・誓いのキスを交わします。

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夫婦2人と友人2人、公認翻訳士のサイン。

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式も終盤、役所の方に

『40年間はその指輪を外したらダメよ!』

と、何度も笑いながら念を押されました。

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40年経ったら外してもいいの?という密かな疑問(笑)

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私・義母・義妹は号泣、家族みんなでハグして幸せを共有しました♪♪

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式のあとは控え室で、持参したシャンパンで乾杯!

『Prost!!』

 こんな感じで約20~30分程の簡単な結婚式でした♡

 

 

結婚式前は準備のことでよくケンカしました(笑)

実は結婚式前の準備で色々問題勃発し、ちょこちょこ小さな喧嘩してました(笑)

 結婚式前に問題勃発①

結婚式当日の一日の流れは、

  1. 役所式(14時)
  2. レストランで食事会
  3. 自宅でホームパーティ(二次会)

という流れでした。

 

二次会用のビール30本と他アルコール・ジュースなどを買い出しに行った時、

自分たちで二次会の準備もお金も出すんだ!(°Д°)

 と驚いたのですが、

 

さらに衝撃だったのが夫から

『二次会用で何か食べるもの作れる?』という質問。(笑)

 

もちろん、

『なんで当日主役の花嫁がキッチン立たないといけないの!?』とプチギレます。

結果、スナック菓子に落ち着きました(笑)

 

結婚式前に問題勃発②

ブーケでも一悶着あり、何度も

『絶対必要だから準備しなきゃ!』と夫に伝えても、

『役場の人が準備するって言ってたから必要ない!』聞く耳持たず。

 

結局、義母が結婚式前日にブーケの存在に気づいて必要性を夫に説明してくれて、ようやく理解してもらえましたが、

彼はテーブルの上に置く花と勘違いしてたらしく、必要ないと思っていたそうです・・・。

当日義母がブーケを買って役所まで持ってきてくれましたが、危うく花嫁のシンボルがない状態で結婚式を挙げるところでした(笑)

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他にも諸々ありましたが、今後イラストで公開していきますね!(多分)

 

 

 

まとめの言葉

以下、恐縮ながらFacebookに掲載した内容です。

 

遅ればせながら、平成31年1月16日に夫マティと無事に結婚致しました。

 

結婚に必要な書類準備に手こずり、約1年越しのゴールイン。

 

日本では、役所で書類を提出するだけで夫婦になれますが、ウィーンでは役所式のプチ結婚式が行われ、指輪の交換や誓いの言葉があります。

 

極度の緊張と、今までの努力がやっと報われたという喜びと、マティの誓いの言葉に感極まり、泣きながら『Ja(Yes)』と不細工な声で答えました(笑)

 

あまりにも結婚書類準備にもたついたので、日本で入籍すればよかった!と思った時もありました。
でもきっと日本で入籍していたら、この感動は味わえなかっただろうし、諦めずにウィーンで結婚してよかったなと思えました。

 

まだまだ未熟な私たちですが、これからは二人で力を合わせ、笑いの絶えない明るい家庭を築いていきたいと思います。


今後とも、どうぞよろしくお願いします。

 

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みなさんの結婚準備もスムーズに進み、無事に迎えられることを心から願っています!

 

 

 

ドイツ人夫・マティとシータの日常①

 

 

 

こんにちは、シータです!

 

先月初雪を迎え、12月に入りマイナスを下回る気温が続いており、今週は少し暖かかったんですが、毎日朝から晩まで暖房のスイッチを入れっぱなしのシータです。

 

さむーい!!(泣)

 

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約5ヶ月間、ウィーンと日本で遠距離だったので、このドイツ人はとても寂しかったらしく、最初の1~2週間は私のそばを毎日片時も離れませんでした・・・。

ちょっとうざったく感じた時もありましたが、

これも2週間も経てば、私をほったらかしてゲームに夢中のヲタクに化すのですから、困ったものです(笑)

そんなドイツ人夫・マティくんとの日常のお話を、ジャンルはバラバラで継続的に、イラストと共にお送りしようかと思います~!

 

ちなみに思い出しながら書くなので、過去現在混ざることがありますが、シータの髪型がロングの時は過去ショートの時は現在の話だとご判断ください(笑)

 

では参りましょー!!

 

 

 

 

 

マイ枕

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※見やすいために日本語表記にしていますが、会話は全て英語です。赤文字表記は彼が日本語で話したことです。

 

私が日本に帰ってる間、私の低反発枕を勝手に使っていたマティくん。

これの方が寝やすかったのか聞くと「シータの匂いがしたから寂しくて~」と、ちょっとストーカーちっくな発言をして、少し引いた私(笑)

 

また、私は寝室に関しては変な潔癖でして、

  • お風呂に入らない状態で寝ること・ベッドに座ることは許さない
  • ベッドに入る際は足をはたいてから
  • 布団カバーはピシッと四隅を綺麗にしてから寝る

というルールを設けています。

長期に渡り細々何度も注意した成果、彼も最近ちゃんとやってくれるようになりました(笑)

33歳の彼は、おじさん臭も気になり出すお年頃になってきたので、枕の共有だけは避けたい変なところが潔癖なシータなのでした(笑)

 

 

 

 臭い!美味しい!楽しい!

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※見やすいために日本語表記にしていますが、会話は全て英語です。赤文字表記は彼が日本語で話したことです。

 

仕事中ずっと靴を履いているからか、夏場は強烈な香りだったマティくんの靴下。

マティくんの名誉の為にも一応伝えておきますが、もちろん水虫ではないですし、お風呂入ったあとや冬場は臭わないですよ!(笑)

 

とにかくこのやり取りが面白すぎて、思い出してもニヤニヤしてしまいます(笑)

日本語駆け出しのマティくんシリーズ、まだまだネタはつきません!

 

 

 

さいごに…

イラスト描きがアナログタイプなのでなかなか頻繁に更新できませんが、くだらない国際結婚夫婦生活を見ていただき、クスッと笑っていただけるとありがたいです♪

ペンタブ買ったらイラストブログもバシバシ更新しますね!

 

ではまた、『ドイツ人夫・マティとシータの日常②』でー!!

 

 

 

ちょっとしたご報告!!

 

 

 

こんにちは、シータです!

 

去年の末から入籍準備を開始し、

何度も何度もトラブルに見舞われ、予約を入れた日が流れてきましたが・・・。

 

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やっと!

 

ついに!!

 

入籍日が本確定致しましたー!!!(;▽;)(泣)

 

10月末に3回目の入籍予約のため、書類を提出してから約1ヶ月。

先日、ドイツからやっと彼の婚姻具備証明書がオーストリア役場に届いたと連絡があったんです!

今回はそのグダグダなくだりを報告したく記事にしました(笑)

お時間ある方はお付き合いくださいませ♪

 

 

 

 

 

オーストリア・ドイツ役場の客に対する態度の悪さはさすが海外(笑)

ここまで来るのにも一悶着ありまして。

両国(オーストリアとドイツ)の役場には、今まで私たちの書類を忘れられたり、色々やらかされてきました。

なので、今回は1~2週間毎にしつこく確認の電話をしようと彼と話し合い、しつこーく何度も電話をしてきました(笑)

 

しかし申請時に

「約2週間でドイツから書類は届きますよ」

と言っていた、オーストリア役場から電話の返答は毎回こうでした。

 

ドイツ役場からまだ返信がありません。届き次第連絡しますから!

 

何が2週間で届くだ!この嘘つきヤロー!

と、シータの怒り心頭。

今までのトラブルのお陰で、私は人間不信(役場の人間にのみ 笑)になり、先日ドイツの役場にまで確認の電話を彼にしてもらいました。

 

ドイツ役場の返答は以下。

あなた方の書類は既に届いてますけど、こちらも他にやることが沢山あって忙しいんです!

3~4週間で送れるようにしますから!

 

と、電話した彼にややキレ気味に言ったそうです。

ちなみに彼はクレーム口調ではなく、フレンドリーに話したのにその態度だったため、

チョームカツクー!!(日本語)

と電話を切ったあとプンスカ文句を言っておりました(笑)

 

ドイツ役場の対応にショックと怒りを覚えつつも、

とりあえず4週間待ってみて、それでも届かなかった場合は、12月末にドイツの彼の実家へ行く時に役場を訪問しよう、という話で一段落。

 

 

 

意外とやればできるオーストリア・ドイツ役場

確認の電話をした翌日。

オーストリア役場から『ドイツ役場から書類が届きました』との一報が・・・!!

 

ドイツ役場!!

やればできるじゃねーか!!😳(笑)

 

どうやら、私たちが電話した後、あんな言い方をしといてすぐ取り掛かってくれたようです。

ツンデレかーい(笑)

そして昨日オーストリア役場から招待状らしき書類が届きました!

こちらも早い対応、ありがとうございまーす!

 

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思ったより大変だった結婚準備

予想を遥かに超えたこの長い長い結婚準備は、まるで先が見えない真っ暗なトンネルの中にいるような気分で、

  • また入籍出来なくて日本に帰らないといけなくなったらどうしよう・・・
  • 本当に私たちは結婚できるんだろうか・・・

などと、毎回不安に押しつぶされそうになり、何度も何度も彼と喧嘩しては仲直り・励まし合い、私が一時帰国で離れている間もなんとか2人で乗り越えてきました。

だからこの一報を受けたあとは、色んなストレスから開放された安堵と、達成した嬉しさから涙が止まりませんでした。

 

結婚はゴールではなくスタートだ、とよく聞きますが

私達はようやく、スタートラインに立つことが出来たのです(笑)

 

 

 

さいごに…

堅苦しい話はこの辺で終わりにして。

この場を持ちまして、今まで『結婚するする詐欺』でなかなか入籍できず、おめでとうを言うタイミングを悩ませてしまった友人・家族の皆様、ブログ読者様方…

すみませんでした(笑)

 

晴れて私シータは2019年1月16日に、ドイツ人・マティくんとウィーンで結婚することをここに誓えます!✧ ( °∀° )/ ✧

 

という報告でした!

閲覧ありがとうございます(゚∀゚ノ♥パチパチパチ

 

入籍後もまだまだたくさんやらなければならない書類云々がありますので、追って掲載させていただきますね!

 

 

 

荷物を日本からオーストリアへ送る方法(SAL)

 

 

 

こんにちは、シータです! 

 

これまで私が今回の日本帰国時におこなったことを、ジャンル毎に分けてご紹介してきました。

  1. 婚姻具備証明書申請方法(日本)
  2. 犯罪歴証明書申請方法(日本)
  3. 書類を日本からオーストリアへ送る方法(EMS)
  4. 書類をドイツ語へ翻訳方法(オーストリア)
  5. ビザD申請方法(日本)
  6. 荷物を日本からオーストリアへ送る方法(SAL)

 今回は⑥で最後になります!

 

恐らく、一番めんどくさくて一番やりたくなかった作業がこの⑥番(笑)

さて、参りましょー!!

 

 

 

 

 

SALって何だ?

荷物を送るのに、EMS(飛行機)、SAL(飛行機)、船便とありますが、今回はSALで送ったのでこちらを説明します!

SALとは…

国際郵便の輸送便の一つで別名、エコノミー航空便ともいいます。

EMSよりも遅く船便よりは速いサービスで、料金もEMSよりは安く、船便よりは高いといった特徴があります。

 

 

 

オーストリアへSAL便を送るには?

送る条件として、ダンボールのサイズ、重さ、送る内容など様々な規定があります。

  • ダンボールの大きさは、箱の3辺(縦・横・高さ)の合計が3m以内
  • 重さは、箱も含め30kg以内
  • 荷物全体の金額が、€150(約¥19,315)を超えないもの
  • 郵送禁止されているものは入れない
  • 入れた内容物の全ての名前と、個数、グラム数、金額を細かく規定の書類に記入

 

 

 SAL便を送るのに必要な書類

既定サイズの段ボールのほかに、SAL便を送るために必要な書類があります。

  1.  POSTAL PARCEL
  2. 税関告知補助用紙
  3. INVOICE

 上記どれも郵便局でもらえるので、私は大量に確保してきました。

では、ポイントと書き方を簡単に説明していきます!

 

POSTAL PARCELの記入

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  • 依頼主の情報、届け先の情報を記入します。
  • その下の空欄には内容品の詳細、個数、量、金額を記載しますが、かける所までで大丈夫です。(大体4~5個まで)
  • 右端のSAL便にチェックを入れます。

あとは、個人で必要事項を記入します。

 

税関告知補助用紙の記入

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  • 依頼主と届け先の情報を記入します。
  • 箱に入れた内容物を一つずつ、品名・個数・量・金額を記載します。
  • 一番下に依頼主の名前を記入します。
  • 品物が多く、記載しきれない場合は2部に渡っても大丈夫です。

 

INVOICEの記入

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  • こちらも依頼主と届け先の情報を記入します。
  • 郵便物番号の欄に、送り状(POSTAL PARCEL)に記載されているお問い合わせ番号を記入します。
  • その下の欄で私の場合、支払い方法は空欄、無償のその他を選択しました。
  • 個人のものなので『Personal Use』と目立つところに記入します。これは忘れずに!
  • 税関告知補助用紙と一緒で、内容物を一つずつ、品名・個数・量・金額を記載します。
  • 品物が多く、記載しきれない場合は2部に渡っても大丈夫です。
  • 2部に渡った場合は、2枚目の一番下の記入欄にトータルkgを記入します。その際、どこか分かるところに1/2、2/2とページ数も記入してください。
  • 記入日、サインなども忘れずに!
  • INVOICEは必ず1部別にコピーするよう、日本郵便から説明がありました。

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※品名の英語表記はこちらを参考にしてください↓↓↓

内容品の英語訳・食品 - 日本郵便www.post.japanpost.jp

 

※国際郵便の全国禁止品事項についてはこちら↓↓↓

国際郵便では、航空危険物を送ることができません。 - 日本郵便www.post.japanpost.jp

 

オーストリアでの禁止品事項についてはこちら↓↓↓

国・地域別情報(国際郵便条件表) - 日本郵便www.post.japanpost.jp

 

 

国際輸送する際に注意するポイント!

国によって、送ってはいけないものが違います。

オーストリアアメリカやドイツに比べると、禁止品が少ないというか、グレーゾーン(不明確)という印象です。

私の場合

みりん風味(多少お酒が入ってるもの)やチョコレート(ドイツでは禁止品)など、確実に送れるのかわからないものは、INVOICEと税関告知補助用紙に確実に送れる品名とグラム数を別のものに書き変え記入しました。

例えば、チョコレートはせんべい(rice cracker)に変えて記入みりんは醤油(soy sauce)に変更するなど。

ただし、あからさまに違う大きさやシルエットのものでは、不審に思われるかもしれないので、なるべく似たものへ変更する必要があります。

税関で開けられチェックされれば、実際に入っている内容物と記載名が違えばアウトだと思いますが、今のところ2回、計4箱送って全て無事にオーストリアへ届いています。

 

もちろん全国で禁止されているものは入れません。

あくまで、グレーゾーンのものに限ります。

そして私もこの裏技的方法に責任は取れませんので、もし試される方は自己責任でお願いします。

 

 

 

日本(鹿児島)からオーストリア到着までにかかる日数

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2018年10月18日に地元の郵便局へ出しに行き、11月2日にオーストリア(彼の自宅)へ運ばれていますが、彼がその日不在だった為、実際に受け取れたのは6日になります。

なにやら、税関でチェックを受けているようですが、何も抜かれず、税金もかからず全て無事に届きました。

この税関検査の表示を見た時、かなり冷や汗ものでしたが・・・(笑)

 

 

 

さいごに…

今回の荷物の総量・金額ですが、13kgと15kgの荷物を2箱SALで送り、トータルで約3万でした。

 

オーストリアへ荷物を送るのはかなりの時間と労力を要しますが、みなさんの大切な荷物が無事にスムーズに届くことを願っています!

 

 

 

在日オーストリア大使館でビザD取得方法その③

 

 

 

 こんにちは、シータです。

 

前回投稿から空いてしまいました!

平成30年11月15日に無事ウィーンへ再入国でき、時差ボケによる体調不良もようやく治まったので続編アップしていきますねー!!

 

今回は、ビザ申請から受け取りまでの流れを説明していきます。
前回ブログで必要書類の説明である程度詳しく載せましたので、今回は私が経験した流れを簡潔にまとめていきますね!

 

ビザD取得に関する前回ブログ↓↓↓

shitanblog.hatenablog.com

shitanblog.hatenablog.com

(注)結婚を目的としたビザD取得はオーストリア大使館曰く、とてもイレギュラーでレアな方法らしいで、みんながみんな同じようにとれるとは限りません!
今後法律もビザ取得条件も変わっていくと思いますので、
こんな方法もあるんだな~と参考程度に、実践される方はBM.Iとよく相談されてから、BM.IからビザDを取得するように言われてからでないと難しいと思います。

 

 

 

 

在日オーストリア大使館でビザD申請の流れとハプニング

 大使館の門は固く閉ざされていた…

ビザD申請方法②で紹介した書類を持ち、初めてなので道に迷うことも考慮して、オーストリア大使館へ30分前には到着。

住所:東京都港区元麻布1-1-20

最寄り駅:麻布十番駅

引用:在日オーストリア大使館 

11時に予約していたので、5分前に大使館のチャイムを1度鳴らしましたが、反応無し。

早すぎたかな・・・?

と思いながらも、そのまま入口の門前で待っていましたが、11時過ぎても何も応答無し(悲)

その時、入口1階より掃除のおばちゃん達が出てきたので事情を説明すると、

何回かチャイム鳴らさないとダメよ~

 

と。

もう一度チャイムを鳴らすと、応答あり、入口門の鍵が開きました(笑)

 

 

代理の大使館スタッフに危うく申請拒否される…

ビザD申請書類を全て提出し、申請理由を聞かれたので、

  • ドイツ人の夫が現在オーストリアに住んでいて、国際結婚の為、平成30年1月1日から6月27日までの179日間ウィーンに無査証で滞在していたこと
  • 彼の書類不足で無査証滞在期間内に入籍ができず、一時帰国して現在に至ること
  • BM.Iより3ヶ月(90日間以上)日本に帰れば更に年内3ヶ月間(90日間)無査証で再入国できるが、それ以上だとビザDが必要になるという説明を彼が受けた

旨を伝えると、オーストリア大使館の人から衝撃的なことを伝えられました。

通常ビザDは、学生や商業目的の方が6ヶ月以内ウィーンに滞在するためのビザなので、結婚を目的とした理由での発行はしていない

と・・・。

そして今回担当してくださった方はサブスタッフらしく、メインスタッフとお偉い方(領事)は現在不在のため詳しいことは自分はわからない、とのことでした。

 

ここまで来てビザD申請もできずにウィーンに飛んでも、3ヶ月以内に入籍して在留資格まで取ることは不可能だ・・・!

と、かなり目の前が真っ暗になり、ここで簡単に帰れない私は必死に食らいつき説明します!(笑)

BM.Iに確認し、ビザDを取るように彼が説明を受けました!

その内容が書かれたものがこれです!

と、ドイツ人夫・マティくんが作成した理由書を見せ、サブ大使館スタッフの方が上司へ確認の電話をして下さり、なんとか申請は受け付けて貰えることに。

 

サブスタッフより、

確実にビザを発行できますと現段階では言えませんが、結婚が理由でビザDを取得することは今までにあまりないレアなケースですので・・・

はっきりした回答が出来ずすいません。

と説明を受けました。

 

訂正が必要な書類が2部(EVEと理由書の渡航予定日付違い)があったので、それらは後日郵送で送ることになり郵送後、営業5日後に再度電話をすることに。

 

書類提出後、両手の指紋を取って申請は全て終了です。

トータル約1時間ほどで終わりました。

 

 

 

在日オーストリア大使館からビザD受け取りまでの流れ

平成30年10月22日にオーストリア大使館でビザDの申請を行い、訂正分の書類を準備し24日郵送、31日にオーストリア大使館へ電話をしましたが、繋がらなかったため、直接サブ担当さんへメールにて連絡を取ることに。

書類は全て揃い、現在審査中なので11月2日までにはパスポート返送できます

と返事を頂き、11月2日にはしっかり私の手元に届きました!!

 

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なんてスムーズだったのでしょう!

最初の申請の時に、申請拒否されかけて少し冷や汗かきましたが、ちゃんとBM.Iの確認と書類を念入りに準備していれば、ビザD簡単にとれました!!

 

入国の時もスムーズにパスポートコントロールを抜けることが出来ました♪♪

 

 

  

最後に、天然ドイツ人夫・マティくんの珍事件を紹介します!

以前、私の代わりにビザD申請用紙を書いてもらえないか頼んだところ、こんなものが送られてきました。

 

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これ・・・彼の情報・・・😱😂(笑)

あなたもうオーストリアに住んでるんだから、ビザ必要ないでしょ!!

と、全力で突っ込ませていただきました珍事件です(笑)

 

所々天然で抜けてますが、普段はしっかりした良きパートナーです。

そんな面白いところが大好きです(笑)

これもご愛嬌ということで、今後とも日本人妻シータと、ドイツ人夫マティくんをよろしくお願い致します♪♪

 

 

 

在日オーストリア大使館でビザD取得方法その②

 

 

 

こんにちは、シータです!

 

今回は、ビザDを申請するために必要な書類についてまとめていきたいと思います。

 

オーストリア大使館から頂いたビザ申請に必要な書類(ドイツ語)↓↓↓

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引用:在日オーストリア大使館ホームページ(ビザD)

オーストリア大使館のサイトからも必要書類は確認できますので、ここでは私が準備したものだけ解説していきます!!

 

 

 

 

ビザD申請に必要なもの

  1. 申請用紙(記入漏れのないこと、直筆サイン入り)
  2. パスポート:申請されたビザの有効期間より3ヶ月以上の有効残存期間、未使用ページ数が最低2ページある、発給から10年以内のパスポート
  3. パスポートのコピー(身分事項ページ、ビザ貼り付けページ)
  4. ICAO規格による最近の写真(パスポートサイズ)
  5. 旅行保険証書(疾病、傷害、帰国費用)、最低補償額各3万ユーロのもの
  6. フライト予約確定書
  7. 充分な資金の証明、通帳と通帳のコピー(6ヶ月分の残高証明)
  8. 返信用封筒
  9. 招待者(彼)の*EVE(Elektronische Verpflichtungserklärung=所定の電子版招待者保証)
  10. ビザ申請予約日確定書
オーストリア大使館から追加でこちらも請求されました!
  1. 夫となる者のパスポートのコピー
  2. ビザD申請の理由書

 

 

まずは一つずつ解説していきます!!

ビザDの申請用紙

ビザDの申請用紙はこちらからダウンロードできます。

ビザD申請用紙PDF

私の場合、どう書いていいのかわからなかったので最初彼に代わりに書いてもらい、それを写し書きしました。

もし書き間違いがあっても、申請時にオーストリア大使館のスタッフから指摘があり、二重線で訂正も出来るので大丈夫です。

なるべく全て書き埋めるようにします。

 

パスポート原本・パスポートのコピー

パスポートの原本とパスポートのコピー両方提出します。

パスポートのコピーは、入出国スタンプ・過去のビザ添付ページなど、白紙以外全部コピーしました。

パスポートはビザDが出来るまで、オーストリア大使館に預かられます。

 

ICAO規格による最近の写真

パスポート用の写真で大丈夫です。

規定があるので、写真屋さんにお願いするのが無難です。

私の場合、今後在留資格とパスポート変更用で使用するため、多めに4枚準備しました。

1枚は申請用紙に確実に貼ってから提出しましょう。

 

 旅行保険証書

旅行保険証書は、疾病・傷害・帰国費用の最低補償額各3万ユーロのものと規定されていたため、彼にオーストリアで契約してもらった保険証書をPDFで送ってもらい、印刷しました。

私が加入したオーストリアの保険は、「Allianz」「WIENER STADTISCHE」の2つです。

なぜ2つ加入したかというと…

彼のミスで6ヶ月間(18日間)分の保険に入らないといけないところを、彼が計算間違いしてAllians5ヶ月分しか入れていなかったためです・・・。

追加で違う保険に残り1ヶ月分加入したため、2つの会社になりました(笑)

両社とも結構格安なのでおススメです!

 

フライト予約確定書

ビザD申請は出国予定日の3週間前までにしないといけなかったため、その日程に合わせて飛行機の予約をし、予約確定書を彼にPDFで送ってもらい印刷しました。

片道分のフライトしか取らない場合

片道分のフライトをとる理由書を提出しなければいけません。

理由書につきましては、後ほど説明します。

 

 充分な資金の証明、通帳と通帳のコピー

充分な資金の証明とは、どのくらいの金額を充分な資金と言うのでしょうか?

ネットで調べたところ明確な答えがなく正解な金額はわかりませんが、皆さん100万円くらい通帳に入れてスムーズに受理されていたようです。

私の場合、彼が生活の基盤を全て支えているため、その旨を理由書に記載、EVEで彼の収入額を証明されていたため、私は70万という中途半端な貯金額で無事通りました。

恥ずかしい(笑)

 

通帳の原本と通帳のコピーは、申請する1週間に入出金した通帳を過去6ヶ月分コピーし両方提出しました。

あまり期間が空いてしまうと、最近の入出金を知りたいと再度準備するように言われることもあるそうです。

過去6ヵ月にさかのぼり通帳記載が2冊に分かれている方は、2冊とも持参してください。

通帳の原本は当日返して貰えます。

 

 返信用封筒

返信用封筒は、ビザが出来たあとオーストリア大使館からパスポートを送って貰うために必要です。

都内にお住まいの方は直接受け取りに行けるので不要かもしれませんが、ビザの受け取りも予約が必要になるので、スムーズに受け取りたければ郵送の方が早いと思います。

ちなみにオーストリア大使館内でレターパック(赤)を510円で購入出来ました。

 

 招待者のEVE

招待者のEVEは、彼にオーストリアのBM.Iに行って取得してもらいます。

BM.I(Bundesministerium Inneres)ホームページはこちら

BM.Iで申請したその日のうちにEVEを受け取ることができますが、彼が準備しなければならない必要書類があるそうなので、事前に電話して確認してください。

EVEもPDFで送ってもらい、印刷したものを提出しました。

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ここで2つ注意が必要です!

  • ビザD申請書とEVEに記載される滞在期間は、どちらもきっちり180日間しっかりカウントし、同じ日付である必要があります。
  • 保険は多く掛ける分には問題ないのですが、少ない場合は問題です。

私たちの場合、最初平成30年10月25日に出国する予定でEVEを取得していましたが、翌月の11月15日再入国期間を変えてしまったので、再度新しいEVEの提出を求められました。

再提出を求められた場合も、郵送で大丈夫でした。

 

 ビザ申請予約日確定書

ビザ申請予約日確定書は、下記サイトから予約後、確定メールが来るので、それを印刷しました。

在日オーストリア大使館・申請予約フォームはこちら

私の場合、他の方の予約で結構埋まっていたので、急ぎの方は早めに2~3週間前には予約した方が確実だと思います。

 

 

 

追加書類について

こちらは事前に在日オーストリア大使館へメールで問い合わせたとき、追加で準備するよう指示された書類です。

 

夫となる者のパスポートコピー

彼のパスポートの身分証明ページをPDFで送ってもらい、印刷したものを提出しました。

 

 ビザD申請の理由書

ビザD申請の理由書には、

  • なぜビザDが必要なのか
  • BM.Iからなんと説明を受けたのか(ビザD取得を勧められた理由)
  • 片道航空券の理由

などを書きます。

 

私たちの理由書の内容は、

  • ウィーンで結婚するためにオーストリアに再入国したい
  • 結婚後はオーストリア在留資格を取得する予定なので、日本への帰国チケットは不要
  • これら全てBM.Iにも確認済みで許可をとっている

というような内容が盛り込まれています。

こちらは彼に頼んで、ドイツ語で作成してもらった書類をPDFで送ってもらい印刷しました。下記画像参照↓↓↓

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さいごに… 

次回はいよいよラスト、申請の流れから受け取りまでをアップしまーす!

あんぽんたんドイツ人夫の珍事件と共に・・・(笑)

 

 

 

在日オーストリア大使館でビザD取得方法その①

 

 

 

こんにちは、シータです! 

 

オーストリアは基本、ビザなし(無査証)で6ヶ月間滞在できると過去ブログでお話しました。

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ビザなし入国についての過去ブログ↓↓↓

shitanblog.hatenablog.com

 

無査証期間の6ヶ月(180日間)の間に、入籍と6ヶ月以上滞在するために必要な在留資格オーストリアで取得できれば良いのですが、

私のように色んなトラブルに見舞われ、無査証期間の6ヶ月以内に入籍すらできなかった場合、一時帰国を余儀なくされます。

  • 3ヶ月間(90日間)シェンゲン国外へ出ていれば、更に3ヶ月間再入国可能。
  • 6ヶ月間出ていれば、6ヶ月間無査証で再入国できます。こちらも過去ブログ参照

 

過去ブログ↓↓↓

shitanblog.hatenablog.com

 

 

 

 

 

ビザDとは?

オーストリアでの滞在が年間90日以上、180日間まで可能、且つ無査証滞在期限内にシェンゲン協定国に最長90日滞在することができます。

 

しかーし!!

 

オーストリアで最長6ヶ月まで外国雇用法上、許可制あるいは申告義務のある特定活動を行う日本パスポート保持者オーストリアの該当機関における客員研究員科学者インターン研修生もこのビザを取得してください。

 

日本パスポート所持者は、観光、訪問、商用が目的で滞在期間が6ヶ月を超えない場合、査証免除協定に基き、ビザは必要ありません。

 

とあります。

基本概要は、私のような結婚を目的にした再入国のためにとるようなビザではなく、科学者・インターン・研修生(学生)などの方々のためのビザらしいんです!

お前(シータ)のようなやつは、決められた期間オーストリアから離れて無査証期間で帰ってきな!ってことですね…きっと!(笑)

 

オーストリア大使館から言われたのは、私のような国際結婚を理由に申請するのは特例なんだそう。

一度は申請を拒否されかけましたが・・・😱

オーストリアのBM.IからビザDを取るように言われました~!」

と説明し、マティくんがBM.Iへ確認した内容をまとめた書類Invitation letterを提出し、無事申請・取得できたという流れです。

 

ちなみに、ビザD申請は日本のオーストリア大使館でしか出来ないため、既に無査証で入国している場合は、一時帰国は必ずしなければなりません。

 

(注)結婚を目的としたビザD取得はとてもレアな方法らしいで、みんながみんな同じようにとれるとは限りません!
今後法律もビザ取得条件も変わっていくと思いますので、

こんな方法もあるんだな~と参考程度に、実践される方はBM.Iとよく相談されてから、BM.IからビザDを取得するように言われてからでないと難しいと思います。

 

 

 

ビザ申請時の注意事項

  1. ビザの申請は出発の3週間前までに申請者本人が窓口にて行って下さい。
  2. ビザの申請は出発の3か月前から受け付けています。
  3. 必要添付書類不備の申請は受理できません。
  4. ビザの申請は申請者本人がご出頭の上行う必要あります。
  5. ビザ申請の際に日時の予約が必ず必要となります。

オンライン予約: Austrian appointment system

 

ざっくりとビザDについて説明しましたが、サイトも添付しておくので、これらもじっくり読んでみてください♪♪

在日オーストリア大使館ホームページ(ビザページ)

オーストリアの短期滞在ビザ(タイプD)

 

 

 

さいごに…

次回はビザ申請に必要なものや、追加しておいた方が良いものなどを詳しくお送りします~!

 

 

 

日本で犯罪歴証明書を取得する方法

 

 

 

 こんにちは、シータです。

 

過去ブログで、在オーストリア日本大使館で取得する犯罪歴証明書について書きましたが、今回は日本で申請・取得する方法です!

 

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過去ブログ・在オーストリア日本大使館で取得する犯罪歴証明書について↓↓↓

shitanblog.hatenablog.com

犯罪歴証明書の取得は、

現在住民票を置いている都道府県、又は最後に住民票を置いていた都道府県の警察本部(鑑識課)で申請することができます。

私は鹿児島に住民票を置いていたので、鹿児島県警で申請してきました!

※申請には必ず事前予約の電話が必要です。

都道府県により必要書類が変わることもあるので、事前に各都道府県警察署へ確認の電話をしてください。

 

 

 

 

鹿児島県警察で犯罪歴証明書の申請

犯罪歴証明書の申請に必要なもの

  1. 証明書の発行を必要としている事実が確認できる書類
  2. 大使館発行の犯罪経歴証明書の発給依頼書
  3. ビザの申請書(必要事項が全て記入してあるもの・写真添付まで)
  4. 運転免許、パスポート

 引用:鹿児島県警ホームページ(海外渡航等のための犯罪歴証明書の申請について)

さて、ここで問題がいくつかありました…。

 

 

証明書の発行を必要としている事実が確認できる書類って何!?

鹿児島県警に直接問い合わせてみると、

『犯罪歴証明書を必要とするビザの申請用紙とか~』と言われました。

オーストリアは基本ビザなしの無査証で6ヵ月間(180日間)入国できますし、もちろんビザDの申請に犯罪歴証明書は必要ありません

 

在留資格を申請する時に、犯罪歴証明書が必要なんです!!

 

しかし在留資格は婚姻後、オーストリアの役場で申請する必要があるため今在留資格の申請書類は持ってなく、証明できるものがありませんでした。

 

困り果て、鑑識課の担当の方に

オーストリア役場からもらった婚姻予約申請書で代用できないか?」確認すると、

FAXで一度鑑識課に送って、それから判断するとのこと。
FAXで婚姻予約申請書を送った翌日に鑑識課の担当さんから電話があり、婚姻予約申請書でも大丈夫との返答でした。

念の為、申請の時にビザDの申請用紙や、BM.Iで発給してもらったEVEなども全て持っていきましたが、
結局、婚姻予約申請書ではなくビザDの申請用紙のコピーをとられました(笑)


ビザDに犯罪歴証明書は必要ないのに、そこは適当なのね・・・という感想です😅

ビザ関係で犯罪歴証明書を取得する予定の方は、ビザの申請用紙に証明写真を張り付け、全て書き込んだ状態で持って行ってくださいね!

 

過去ブログ・婚姻予約申請書について↓↓↓

shitanblog.hatenablog.com 

 

 

犯罪歴証明書申請の手続き流れ 

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大使館発行の犯罪経歴証明書の発給依頼書は、下記からダウンロードも出来ますし、警察にもあるので申請当日に書くことができます。

在オーストリア日本国大使館 | 領事サービス | 各種証明 | 警察証明書(無犯罪証明書)www.at.emb-japan.go.jp

全ての書類を提出したあとは、指紋を取って終わります。

犯罪歴証明書の出来上がりは約1週間から10日前後

書類が出来次第、警察から電話が来るので直接受け取りに行きます。

※受け取った犯罪歴証明書は絶対に開封しないでください。

開封すると無効になります。

 

 

 

犯罪歴証明書にアポスティーユをつけるのを忘れずに!

まだまだ!これで終わりではありません!!

次に外務省へ犯罪歴証明書を送るか直接赴き、犯罪歴証明書にアポスティーユをつけてもらいます

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過去ブログ・アポスティーユ取得の方法はこちら↓↓↓
shitanblog.hatenablog.com

 

 

 

さいごに…

犯罪歴証明書を在オーストリア日本大使館から取得する場合も、日本で取得する場合のどちらも経験しましたが、申請が楽なのは在オーストリア日本大使館でした。

しかし犯罪歴証明書の有効期限は申請してから3ヶ月間なので、3ヵ月以内の婚姻が確実に決まっている方々は、日本で取って行かれる方が待ち時間のロスにならずに済むと思います。

 犯罪歴証明書(アポスティーユ付)はドイツ語翻訳は不要です!

アポスティーユをつける際、外務省によって封を一度開けられますが、受け取り後さらに自分で開けないように!無効になります。

 

次回はいよいよビザDの申請方法です!

これは長くなりそう~( ̄▽ ̄;)

 

 

 

 

 

日本で婚姻具備証明書取得と翻訳の方法

 

 

 

こんにちは、シータです! 

 

過去ブログではオーストリアで取得する(ドイツ語版)婚姻具備証明書について書きましたが、

今回は、日本で婚姻具備証明書(日本語版)を取得する方法について詳しく書いていきますね。

 

 

 

 

婚姻具備証明書はどこで取得できる?

婚姻具備証明書は、住民票を置いている各都道府県法務局で取得することができます!

基本は代理申請ができないので、既にオーストリアにいる方は日本大使館で申請・取得することができます。

詳細は過去ブログ参照


 


 

婚姻具備証明書の申請に必要なもの

  1. 戸籍謄本、又は抄本
  2. パスポートや自動車免許証
  3. 結婚する相手のパスポートのコピー(または写メ)
  4. 印鑑

婚姻具備証明書の申請・受け取りにお金はかかりません

③に記載した結婚相手のパスポートコピーを法務局へ提出する必要はありませんが、相手方の国籍・生年月日・氏名・性別を正しく記載しないといけないため、私は彼のパスポート写メを送ってもらい使用しました。

申請から受け取りにかかる時間は約20分程でした。

婚姻具備証明書を取得後、外務省にてアポスティーユをつけてもらい、公認翻訳士に依頼します。

書類の使用期限は提出する国によって違うそうですが、基本日本の書類は3ヶ月間の有効期限と思っていた方がいいかもしれません。

オーストリア日本大使館でドイツ語表記の婚姻具備証明書を発行した場合は、6ヶ月間使用可能です。

 

 

 

公認ドイツ語翻訳士による翻訳と国際郵便(EMS)について

日本大使館から、オーストリアに公認ドイツ語翻訳士(日本人)がいると紹介していただき、私達はこの方にお願いしました。

ドイツ語翻訳を依頼する際、必ずアポスティーユ付きの書類が必須です。

認定翻訳士: Akiko Rathさん

アドレス: rath.akiko@aon.at

日本からの依頼だったので、まずはメールで状況を説明し、婚姻具備証明書と戸籍謄本のPDFを先に送り、原本は彼の自宅に国際郵便のEMSで送りました。

原本を待つより、PDFを先に翻訳士へ送る方が翻訳作業を早く始めることができ、原本がオーストリアに届いたころに翻訳も仕上がり受け渡しが早くできるそうです。

翻訳は1週間も経たないうちに仕上げていただけ、EMSで原本を送ったので、原本も日本からオーストリアへ約1週間で届きました

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シータの余談

EMSは重さにもよると思いますが、1通¥2,200かかりました。

個人的に高すぎ!と思いましたが、速さと安全性は通常郵便で送るより遥かにストレスレスで送ることができます😭(笑)

 

 

 

ドイツ語翻訳代金

左)婚姻具備証明書、右)戸籍謄本抜粋訳↓↓↓

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  • 婚姻具備証明書・・・€50
  • 戸籍謄本の抜粋訳・・・€70
  • 戸籍謄本の全訳・・・€90

他に認証代金が書類一部ごとにプラス€20+書留代金になるそうです。

 (注)この記事は平成30年10月のもので、翻訳金額は変動する可能性がありますのであしからず。

 

 

 

次回は、犯罪歴証明書を日本で取得する方法についてアップします!